マニアックな読者の皆様、毎度ちょいとごぶサターン👿しちょりました( ̄▽ ̄;)
正月から、唯でさえ税務相談やなんやかんやで多忙な中でRetireの準備も進めなあかんのに
相場もこんな感じでっしゃろ?(どんな感じや?)
まぁ~、相場はこんなもんです。バブル崩壊やリーマンショックを何とか凌いできた強者達に
とってこの程度の下落はどうって事はないのも事実ですが、今回のFRBのQE(金融緩和)
からQT(金融収縮)への正常化への舵取りは構造的にはバーナンキショックに近い。
ドル換算だと日経ダウは昨年初から約15%程度下落
(昨年初21/1より10%ドル高円安に振れている為)
但し、コロナ後の財政出動やその原資にもなった世界中央銀行の金融緩和の規模が余りにも大きすぎた(天文学的数字の)過剰流動性相場の転換点になる為にその反動(底値目途)がどの程度のものになるのか分からない。
日本円換算でコロナ以前の2倍以上の1000兆円に膨らんだFRBのBS
今回の何としてもインフレを抑える事を優先すると言ったタカ派的声明からPowellPutは終焉を迎えたと言っていいが、大きなジレンマを抱えた中で、上手く凌いだとも言える。
但し、利上げ観測は想定内だったが市場に若干配慮をしたのか逆に具体的なBS縮小時期や方法に触れなかった事で次回3月のFOMCまで不透明感が残った為に市場は混乱気味…
コロナ以前の水準まで戻すことはないにしても750兆円程度をtargetにするとすれば、単純に
マネタリーベースの縮小で株価も現状の値から10%程度は下落してもおかしくない。
例えば日経ダウなら24000円程度迄の下値余地がある事になる。
(※どちらにしても正常化バイアスが破壊される様な大暴落には至らないであろう。)
S&P500に関しては予想EPSが昨年程でないにしても高水準を維持しているので、年初ザラ場最高値4818ptから17%程度の下落(4000pt)が底になると見ている。
但し、Nasdaqに関しては最高値から30%程度の暴落に近い調整も在り得るので要注意だが
一旦底を付けた後の反発は世界指数の中でも最も大きく早いものになると考えている。
機関投資家やHedgeFundは不透明感を最も嫌うので、空売り機関の一時的なショートカバーを伴うReboundが数回入っても徐々に下値を切り下げていくと考えるのが妥当である。
個人投資家の特権は常に資金を何かしらの資産に振り向けなければならない機関投資家やHedgeFund(特にグローバルマクロやCTA)とは違い「休むも相場」が出来る事である。
今回の様な急落時に備えて底を確認した際(反転上昇時)に資金を投入できる様に最低限の待機資金を残しておく事が重要である。
今後の相場に関しては、各人が思う所が其々に違うと思うので、個人的見解は割愛したい。
取り敢えず、本日は弊社も欧州筋と同様に投機筋の先物売りに便乗して日経ダウ行使価格26500円と26000円のプットで日経ダウ26000円割れまでをtargetにしたAlgorithmが発動され日経ダウはFlashCrashに近い下落を演じましたが、明日寄付きに限ってはPut転売に加え先物のShortcoverも入り、1/3~半値程度は戻す公算が大きい事だけは伝えておきます。
現状は、相場が荒れていてEntryPointを掴みにくいですが、「利大損小」を目指すに当たって
下記の中のグラフを参考して頂きたいと思います。(Risk/Reward-Ratio)
日本人個人投資家が決定的にやらかしてしまう過ち
— MIYACH38 (@MIYACH381) January 12, 2022
欧米(特に欧州)若しくはアジア圏Singaporeでは
投資に於いて必ず学ぶ基本中の基本
Risk/Reward-Ratio
「利大損少」の為には機械的な利確と損切りが必須
※EntryPointはTechnicalも重要だが一度Entryしたら
利確Pointと損切りPointを決定すべき💵 pic.twitter.com/pB4yMFD8Wn
それより、大規模金融緩和ジャブジャブコロナバブル上昇相場しか経験した事がない比較的投資歴が浅い人は今回の大波乱で相場の怖さを痛感してると思うけどこの名言を頭の片隅にでも置いておけばええのんとちゃうかな?まずは生き残るこっちゃ
さて、Optionの仕組みの詳細に関しては、膨大な時間を割かなければならないのでブログで
解説するのは難しい為にIG証券の比較的難しい内容(数種の戦略)を分かりやすく解説している下記の資料をご参考下さい。(単発的に各種Option戦略の解説はしていきます)
経済学部の学生さんや証券会社に入社したい人は難しいですが下記PDFをご参考下さい。
本来はもっと突っ込んだ内容まで触れたく思いましたが、冒頭に述べた様に多忙を極めている事に加え左目の再手術を控えている為に次回投稿はかなり先になる事を伝えておきます。
ところで、いつもの事ながらサラリーマン川柳はなかなかおもろいしよう出来てはるわ
個人的には「今どきサラ川」の「母に『り』と 打ったらしりとり 始まった」が母が父なら
全く他人事でなかったので、結構受けてしまいましたがな( ̄▽ ̄;)
◆最後に本日の一曲を 年に数回無性に聞きたくなる曲をUp
Jeff Beck Cause We've Ended As Lovers (邦題:悲しみの恋人達)
本日も睡眠不足で疲労困憊ではありますが、3月迄は頑張らなあかんのでFED Watcher張りに金融動向を踏まえながらのNyse Opening Bell待ちなのでこの辺で失礼します。naniwa335