『岩波文庫解説目録2004年』
『岩波文庫解説目録2004年』
書店のレジの脇に置いてあった無料の「案内書(カタログ)」です。
およそ200ページにわたって、1ページあたり5作品の解説が載っています。
1作品について、約150文字程度の解説です。
ということは、全部で約1000作ほどの解説が記されていることになります。
この約1000作品のうち、私が自信を持って読んだ、といえるのは次のとおりです。
ガリア戦記
銀河鉄道の夜
蜘蛛の糸・杜子春
古寺巡礼
小僧の神様
ハックルベリー・フィンの冒険
ほとんど読んでませんネ~。
子供時代・学生時代ほとんど読書をしなかったことが今さらながら・・・
『ファーブル昆虫記』などは、全部で10冊もあるとは・・・、子供のときに読んだ、と思っていたのはホンの一部分だったんですね。
『南総里見八犬伝』も全10冊あって、これも子供の頃、NHKの人形劇(新八犬伝)とそのノベライズを読んだだけで・・・、物語の内容を知っているかのように思っていましたが、実は全部は知らないんじゃないかと思えてきました(いや、きっとそうだ)。
この他にも、『ロビンソン・クルーソー』とか『ガリヴァー旅行記』など、実は知っているつもりで、ほんとのところ結末がどういった話だったか思い出せない作品がかなりありました。こういった作品については、内容の一部分しか思い出せません。
子供の頃、読んだ、あるいは読んでもらったはずの作品について、実はほとんど覚えていないモノが、なんと多いことか・・・。
などと、目録をパラパラとめくっただけでも、いろいろな考えや想像をめぐらせることができて、かなり楽しめます。 本屋さんでタダで手に入るし、お薦めです。