活気あふれるバルセロナの町。宿屋の看板娘キトリは、恋人である床屋のバジルに愛嬌を振りまいている。娘を金持ちの貴族ガマーシュに嫁がせたいキトリの父ロレンツォは、その様子に腹を立てて、バジルを追い払う。しかりキトリはガマーシュと結婚するつもりなどさらさらない。


 広場で人々が陽気に騒いでいるところに、ドン・キホーテがサンチョ・パンサを従えて登場する・・・・・・




 私が古典の授業から逃げていたように(ただの劣等生)、スペイン人の友も古典であるドン・キホーテから逃げてました。あれは、スペイン語でないと(笑)。そしてドン・キホーテはおかしい男の物語だと。バレエ版はセルバンテスの原作よりかなり離れているとのことですが、ドン・キホーテの分裂っぷりはそのままだと思います。




 インテリ的イカれたドン・キホーテは市川透
さんが演じてました。愚鈍なキャラなのにリズム感ばっちりなサンチョ・パンサは、吉本泰久
さんでした。ロレンツォは小笠原一真さんです。




 キトリの友達ジュニアッタ・寺島まゆみ
さん、ピッキリア・西山裕子さんでした。キトリのスヴェトラーナと比べれば断然に小柄だったけどキャラ的に合っていたと思います。(A子、何様?)




 しつこいようだけどスヴェトラーナ・ザハロワ
は硬軟合わせ持ってずゥてきですラブラブ名声だけの方ではございません。特にバジルをからかうようなアンデダーン(オールだったら失礼!!)にノックアウトされましたん。そしてアンドレイ・ウヴァーロフぐらいしか彼女のパートナーとなりえないのかもしれませんね。日本人のバレエばかり観ていた私には、衝撃的なバレエ体型でした。ただスヴェトラーナは、テクニックに比べてちょっとだけお顔の演技が弱いような気がしました。




取締役A子の学び真似びの日記


 1幕後の休憩は、空腹だったのでスペイン産のロゼとブルスケッタをいただきました。フルートグラスでいただく時は、残り1センチほどを残すのがマナーだそうです。(最後まで飲むと喉仏を見せるほど頭を上にあげなくてはならないので)貧乏性の私は、最後の一滴まで飲み干しましたシャンパン