23日の夕刻に行われた渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで4月16日まで開催中、ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力のブロガー内覧会に参加させていただきました。
ブログ青い日記帳のTakさんこと中村剛士さん、チバヒデトシさん、黒田和士学芸員のギャラリートークによりみんなで暁斎の世界を見ていくことに。
わたしが暁斎、江戸時代から明治時代にかけて活躍した河鍋暁斎を知ったのはつい最近、三菱一号館で行われた暁斎展の内覧会でした。それ以来のたくさんの暁斎の作品です。
河鍋暁斎 1831年~1889年。幕末から明治時代に生きた絵師です。
幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門ののち狩野派にも学び、その後は流派にとらわれず色々な画法を習得。仏画から戯画まで書き上げています。
今回はイギリス人のゴールドマンさんのコレクションだけで構成する展覧会。イギリス人を魅了した暁斎の魅力を知るのが楽しみ
万国飛 世界を飛び回った鴉たち
まずは鴉(カラス)
Takさんもおっしゃっていましたが、美術展でこんなにたくさんの鴉を見たのは初めてです。
東京の鴉はゴミをあさって苦手ですが、暁斎の描く鴉は目が可愛い。
左は烏瓜に二羽の鴉 瓜の朱色が映える作品です。
右の青い背景の鴉もいいなあ。
躍動するいのち 動物たちの世界
狩野派にも学んだ暁斎。
動物たちを描いています。
猿や虎や象。なんとなくユーモラスな動物たちです。
福と笑いをもたらす守り神の鍾馗
真面目に描いていますが。。。。
ユーモラスに鍾馗さまを描くことも。
鬼を蹴り上げています
そしてポスターにもなっている、右が
一休さんが踊ってたり、骸骨が三味線ひいてます。
最後のテーマは祈り
達磨図です。
暁斎の多彩な魅力がたくさん詰まったゴールドマンコレクション、まとめて見ることができました。(写真の撮影は内覧会につき特別に許可を得ております。)
ショップにはこんなグッズもあり、可愛い
三味線をひく骸骨がここにも登場しているっ。
暁斎をご存じの方も、ご存じなかった方も楽しめる展覧会です。
会期終盤は混雑が予想されますのでどうぞお早めにご覧くださいね。
展覧会閉幕まであと22日です。
Bunkamura ザ・ミュージアム これぞ暁斎!4月16日まで開催。
10:00-19:00(入館は18:30まで) 金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)