米本氏の「火の粉を払え」ブログに「泥棒猫 小判加えて教会に」がアップされました。
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妻が夫に内緒で全財産を統一教会に献金する・・・夫からしたらこんな酷い話しはないが、統一教会ではそう珍しい話しではありません。
私が所属していた20年前からそういうことはあったと思われます。
予防策としては・・・・
夫婦の財布は別にすること!
夫婦の貯金通帳は別にすること!
我が家は、ず~っとそうしてま~す。
だから、夫婦のどちらかがカルトにはまっても、ねずみ講にはまっても、悪い女(男)にのぼせても、キャバクラ・ホストクラブ通いが日課になっても、ギャンブル依存に陥っても、夫婦共倒れにはなりません。
その代わり、夫婦のどちらかが急死したら、アタフタアタフタ・・・ヒェ~
という話しは置いといて・・・
何故、妻は統一教会に全財産を献金してしまったのか?と自分なりに考えたことを書きたいと思います。
1.主婦の仕事とは・・・
最近は、主婦業を賃金換算したらかなりの金額になると発表され、地位向上してきています。
とはいえ、専業主婦は「気楽な立場」と未だ思っている男性が多いことは事実です。
いや、男性以上に働く女性がそう思っている節があります。
私は、不妊治療の関係で一時期専業主婦になっていた時期がありました。
専業主婦に憧れていたはずなのに・・・・半年が限度でした。
子どもがいなかったし、成果のない不妊治療をしていたから、特にそういう気持ちになったかもしれませんが、私にとっては専業主婦は虚しかったです。
下手したら一日会話をするのがダーリンだけです。
ちょっと頑張って大掃除もどきをしても、凝った料理を作っても、無反応です。
頑張ってうまくいったことは、無反応でも、失敗したことはすぐに反応があります。
「やって当たり前」「うまくいって当たり前」は、仕事でもそうです。でも、仕事は、当たり前でも一言言葉があります。しかし、主婦にはその一言すらありません。
そんな一言の反応もない事を永遠に休みなく続けるのが、主婦なのです。
うまくいくのが義務で、怠けたり失敗することは許されないのが主婦なのです。
2.そんな主婦がちょっとした刺激を受けたら・・・
どんなに頑張っても家族からは、「当たり前」としか思ってもらえず、失敗した時だけ怒られる・・・
周りの女性がみんな専業主婦だったら、まだ皆同じだからと諦めもつくけど、今は違います。
男性以上に、働く女性が「気楽でいいわね。」と上から目線で言ってきます。
少しでも、専業主婦の立場の愚痴を言おうものなら、「贅沢だ」と逆に説教されます。
こうなると、承認欲求は、カラカラカラカラ砂漠地帯となります。
そのカラカラの砂漠状態の主婦に、適当な救世論を説き、使命感を与え、お金が必要だと言います。
主婦は言われるがまま、多額の献金をします。
献金をしたら、皆が「わ~凄い」「○○さんのお蔭で、目標達成できた。」「神様も喜んでるよ。」「○○さんの先祖も喜んでいるよ。」「天国建設に貢献したね。」
etcetcと賛美シャワーを受けます。
そして、今まで感じたことない快感に包まれます。
ドーパミン ドバドバ もうどうにも止まらない~♪状態です。
スポットライトと権力は麻薬です。
一度覚えたら、もう離れられないです。
(最高のスポットライトを浴びながら、完全に離れた人は山口百恵さんくらいだと思います。)
承認欲求は厄介なもので、満たされきることはなく、もっともっとと欲求はどんどん膨らみます。
そうなると・・・
道徳心、夫への思い、家族への思いは二の次になります。
地上天国実現、人類救済という大義名分もあります。
「このお金を生活のために使うより、献金して摂理に貢献した方が結果的に家族の為になり、救いになる。」と考えます。
かくしてドーパミンドバドバと大義名分で、財産はあっという間に文ちゃん・・・、鶴ちゃん、側近に亘っていきます。
夫が気づいた時は遅かりし・・・・
3.あなたが夫だったら、どうしますか?
ズバリ、私が夫の立場だったら、離婚します。
承認欲求が満たされなかった妻の気持ち、満たされた時のドーパミンドバドバはわかっても、同情はできても、今後の自分の生活、子供のために離婚します。
そう、私は氷のように冷たい人間・・・・
でも、世の中には素晴らしい~夫もいて、意見も。
(米本氏の「火の粉を払え」ブログに「泥棒猫 小判加えて教会に」コメント欄より引用)
このような事は、ここまではありませんが、奥様方はそのような傾向があるようです。私の家庭も同じです。
せっかく苦労して儲けたお金がァ! と主人は思います。私も思いました。私も夫の立場ですから,夫の気持ちは,わからないでもありません。
私であればまず自分を正します。結局この事態は否定ですから、この否定で自分の働いていた動機が自分にあったと自覚します。私には自分の仕事、お金、やりたいこと以上に奥さんを愛しなさいという心の叫びがありました。
米本さんには理解しがたいと思います。理解していただければそれは凄いことなのですが、男性は天使長の立場なのです(涙)。そして霊的妾の奥さんに生み変えられないといけない立場であります。奥さんはお父様を愛し、教会を愛します。でも、旦那は大概無断でしたことを不満に思います。天使長なので。
この奥さんを愛して男性は帰る道があると私は感じています。お金、仕事より一番愛するのは何なんかと考えたら、心は ”あなたの奥さんを愛しなさい。”と声がするのではありませんか。
このかたも同じで、そんな声がするのですが、この内容を読ませていただき葛藤を感じざるを得ません。そしてそれをブログに書かざるを得なかったのでしょう。そうすれば少しでも自分の悩みが和らぐからです。
でも、主人には奥さん愛さない道はないという事です。奥さんを愛する道しかないという事を私は感じます。
4.あなたが夫婦の財産を使い切った後、夫からのようなことを言われたらどう思いますか?
天使長の立場だの、霊的妾だのというわけわからん言葉は無視して、無条件に「あなたのしたことを全て許す。愛する。」と言われたら、どう思いますか?