透明な風、猫の背中。




福島県の常磐ハワイアンセンター立ち上げの、フラダンサー達と炭坑の人たちのお話です。凄く良かったです。



まず、松雪さんが凄く綺麗!かっこ良い!素敵すぎます。
当時はかなり最先端だったんでしょうね。服装も髪型もサイコーです。
丁度今ファッションもこの当時位の時代のものが流行ですし、心奪われた女性も多かったでしょう。
当時、女性の立場が弱かった時代に、相当強気でケンカっぱやい性格も素敵。


最後のダンスショーシーンは、本当に感動しました。炭坑の娘さんたち偉すぎる。可愛いしとっても素敵です。
今より地域格差が大きく、若者は東京へ就職するのが普通とか、女性も現代のようにバリバリ働くとか、東京へちょこっと行って遊んで帰ってくるというような事があまりなかった時代ですよね。
炭坑閉鎖で家族が暮らせなくなる、でも女性ができる仕事で一家を支えるなんて難しすぎる…。そんな中でも立ち上がった若い女性達がとっても素敵に書かれていると思います。
トヨエツのセリフにあった『女ってつえーなー』その通りです。
新しいものに真っ先に飛び込んで行ける、強さとしなやかさが女性にはあるんです。


なんで炭坑のある所なのにハワイ!?って感じですが、実は海も近いんですよね。
フラをがんばった女性達も凄いですが、ハワイアンセンターを作ろうという企画を出した人も凄かったと思います(映画には登場しませんが)。そっちの問題はそっちの問題で、かなり反対に合ったんじゃないかなと思っちゃいました。凄い額の資金がかかっているしね。


フラ素敵!習ってみたいな~と思いました。手話になってるなんて素敵だし、あの手の動きが女性をきれいに見せますよね。