透明な風、猫の背中。




やりすぎ!
見ていて辛かったけど、マイケル・ダグラスが良いなら良しとしましょう。弟でショーン・ペンも出ているんですが、私はこの人の顔こわいです…。



お金持ちの考える事はわかりません。
主人公ニコラスは48歳の誕生日に、いんちき臭い弟からCRS主催のゲームの招待状を受け取ります。ゲームだとはわかっていても、どこかいんちき臭く、どんどんひどい状態になって行き、命の危険まで…。



でも、この48歳というのは父が自殺した年で、それに捕らわれていたニコラスはきっと自分も…と思っていた事でしょう。それに対してゲームで一回死ぬ事によって(死んでませんが)それを乗り越える事になったんですね。
一回どん底まで落ち死ねば、後は再生だけ。新しい人生を送れると言う事でしょう。



でも!これだけいやな目に遭ったら、新しいトラウマができそう…。
ゲーム中に誰も信じられなくなったように、終わった後でも『もしかしたら』って思いに駆られないでしょうか?あれだけの目に遭えばこわいものも無くなるのかも知れませんが。


ショーン・ペンとヒロインの顔がこわく、あんまりって思っちゃいましたが、ゲームに出てくる小道具(何に使うかわからない鍵等)はおもしろかったですね。