透明な風、猫の背中。



ファンタジーもここまで来ました。
ロードオブザリングのようなファンタジーが好きなら見るべきです。
良かったと思います。



タンスの奥にはナルニア国が広がっている。
小さい子供だとタンスって洋服が茂る密林だし、なんかどっかに繋がってそうって思うかも知れませんね。


まず見所は、ロードオブザリングに負けない色んな種族や動物。凄く動きも自然だし、新しいものを見れたようで嬉しいです。
それからライオンの姿をした王アスラン!
声は、スターウォーズでクワイ=ガン・ジンを演じたリーアム・ニーソンなんです☆きゃー☆大好き!
優しく偉大な王として、見た目と共にバッチリはまってました。



そして、もしかしたら一番目を引いたのが、白い魔女かな。
コンスタンティンでガブリエルを演じたティルダ・スウィントン。
凄く良かったです。人間ではないものを演じるのに向いているのかも知れませんね。キレイだけど中性的なイメージで、人間らしい心がない役がハマるんです。
ガブリエルと同じように、白い魔女もキレイなのかキレイじゃないのか、優しいのかそうじゃないのか、野心があるのかないのか、全てどっちにも見える感じでした。
魔女(女性)だけどすざまじい支配欲もあるとすると、中性的なのが一番イメージに合うのかも知れないなと思いました。おとぎ話によく出てくるようなおばさん魔女でもなく、怪しい女性力たっぷりの魔女でもなくて良かったと思います。
衣装も格好良かったです!


全体的にはあっという間の展開で、少し物足りない感じはありましたが、子供が見たらロードオブザリングよりもわかりやすく、楽しいんじゃないかしら。


どう終わるのかなと思っていたら、みんな大人になっていた所がツボでした。


ナルニア物語自体は7作もあるんですね。全部映画化されるんでしょうか?ロードオブザリングのように、つづく!のような終わりじゃなかったので、次作がどうなって続くのか楽しみです。
ハリポタ同様、楽しみな映画が増えました☆