透明な風、猫の背中。



邪悪な呪いをかけられ、夜は狼になってしまう騎士と、昼は鷹になってしまう美女のファンタジー。



おとぎ話として見るのが一番ですね。
間に入ってあたふたするネズミ(あだ名)の少年もいい味です。


騎士は凄く強いんですが、男らしすぎて思いっきり突っ走り気味で高圧的な感じがウケました。おとぎ話にありがちな素敵な王子様ではないんです。


舞台や衣装も今見ても良いと思える位ですが、1985年らしい音楽が劇中に流れるのが残念です。流行りだったんでしょうけど、ファンタジーに徹した方が良かったなと思います。なんか安っぽいゲームみたいな印象。映画って何年経っても色あせない作り方も大事ですね。