☆菜々子☆のプリズンブレイク



ジェット・リー&モーガン・フリーマン主演。
思ったよりびどい描写がなくて良かったです。
心温まるんだけど、ちょっと物足りないかな?
モーガン・フリーマンはいつものように優しげで良いです!


ダニー(ジェット・リー)は子供の頃から戦う犬として育てられ、親の顔も知らずにただ命令されるままに、戦っていました。
モーガン・フリーマンは盲目のピアノの調律師。ダニーに声をかけ、ピアノの調律を手伝わせ(ここがポイント!ただ使うためじゃなく、仕事を与え感謝する事で関わっていく方法ですね。目は見えないけどダニーの悲しい生い立ちが何となく感じられたんでしょう)、徐々に良い関係を築いて居いきます。


ジェット・リーのアクションはやはり凄いです。(互角に戦ってたもう一人の白人さんも凄いけど!速さと切れが違いますね。精神もとぎすまされてるんでしょう)でも、一人東洋人だからなのか、ちっちゃいからなのか…(失礼)、犬生活にあんまり違和感なかったような…。本人が当然だと思っているとあの程度の反応なのかも知れませんね。


モーガン・フリーマンのおうちに身を寄せ、徐々に心を開き、色々教わっている所は日本人青年が外人おじさんに英語を教わっているだけのようにも見えなくもなく…。ジェット・リーがかなり若く見える事もあり、アクションは絶品ですが、ジェット・リーじゃなくても良かったかな。ってちょっと思っちゃいました。私が日本人だからかも知れません。


ダニーが自分の人生を取り戻して行く所は良かったです。
ラストは『セブンみたい!!』と思ったけど、ダニーが挑発に乗らずに済んで本当に良かったです。
家族は大事、そしてそれには時として血のつながりは関係ないって言うところに心が温かくなる思いでした。