☆菜々子☆のプリズンブレイク



マトリックス以前に公開された、同じような世界観を持つ映画です。


マトリックスと比べちゃうと、アクションや世界観の広がり、キャラクターの魅力等でちょっと見劣りしちゃいますね。でも、公開が前という事を考えながら見ると、ラストバトルもネオとスミス?!って風に見えてきます。比べなくても十分魅力的な映画ですけど。



トゥルーマンショーってジム・キャリー主演の映画をご存じでしょうか。それっぽくもありますね。
操作・支配しているのが人間か異星人かの違いで。自分だけ何も知らされない、信じているものが全部嘘かも知れないというのは静かな、そしてとても大きな恐怖です。気が付いた者の方が気が触れたように見えますね。



ある日、記憶の無いまま主人公は目覚め、不思議な街の様子に驚きます。みんなと一緒に12時に寝るコントロールを受けていれば疑いもしなかったこの世界のおかしな様子に


ネタバレしないと何も語れないので、少し。嫌な方は読まないでください。ただ、マトリックスと同じという事で想像つく部分も多いかもしれません。



ここに出てくる異星人は、なんだかとっても真面目で人間ぽく可愛く見えて、そこがいいですね。人間の職業や貧乏・金持ち等の身分、殺人者等、役割をそれぞれ記憶と共に人々に与えてその様子を観察しているんですが、記憶に共通するアルバムなどの品々は全て手作りキラキラしかも流れ作業です!衣装も持ち込んで着替えさせています。なんて原始的?!そんなんでどれだけの人々を支配しているの?と思いますが、街一つなら実験として成り立つんでしょう。


異星人達は共通の思念を共有していて個々の心がないので、人間の心を調べる為だったようですが、個々の心が無い分協調性は抜群なんですね。異星人が太陽が苦手な為、この町には昼はありません。人々は記憶を操作されているのでおかしいとはおもいませんが、映画を見ているこちらはとーーーっても暗い画面が続く事に気づかされます。


街全体や建物をチューニングする映像は見ていておもしろいですねキラキラ
派手さはあまりないのでマトリックスに捕らわれずにじっくり見てください。

ジェニファー・コネリーの眉毛が太いのも、気にはなるけど映画には合ってますキラキラ不思議。