書こう、書こうと思っててなかなか筆がすすまずw いや、悪い映画だったわけではないんですが、『ハクソーリッジ』 と同じ日に見たり、プレビューも見たりしたのでついついそちらを優先してしまい・・。

 

『グレートウォール』(The Great Wall) は英語で 「万里の長城」 のこと。1度はこの目で見てみたかったので、2年ほど前に夫と行ったけど、まぁ疲れた、疲れたw もう2度と登りませんw でもすごい壮観だったので、行ってよかったとは思う。工事でめちゃくちゃになったとかい噂を聞いたけど、ちゃんとしてほしいですな。

 

<あらすじ> ネタバレあり

ウィリアム(マット・デイモン)とピエール(ペドロ・パスカル)は、噂で聞いた強力な武器 “火薬” を探しにヨーロッパからやって来た。しかし、火薬はなかなか見つからず中国人たちに襲われ砂漠を逃げ回っていた。仲間は次々に殺され、生き残っていた者は数名になってしまっていた。ある夜、暗闇の中で人間ではない何かに襲われて仲間が命を落とす。ウィリアムたちはその獣を殺したが、正体がわからなかったので切り取った腕を持っていくことにした。再び旅を続けるがまた中国人たちに追われ、追い込まれて逃げ場がなくなった時に目の前に万里の長城があらわれる。2人は生き残るために、そこを守る中国軍に投降したのだった。

 

大将である女性リン(ジン・ティエン)は英語が話せ、2人は尋問される。獣の腕を見せ、殺したことを言うと中国軍の大将たちはみんな驚く。2人の処遇を決めようとしていた時、敵が来たという知らせがきた。あわただしく戦闘態勢に入る中国軍。敵の来襲を知らせる烽火が上がり、合図として使用される太鼓が鳴り響く。やってきたのは、何万という数の饕餮(とうてつ)という獣だった。饕餮(とうてつ)は、女王を中心に群れを作り、60年に1度人間を食べにくると言われており、まさに今がその時なのだった。

 

その場にいたウィリアムとピエールは、戦いに巻き込まれるがそこで大活躍をする。恐怖で動けなかった歩兵のポン・ヨンの命を助けたことで、彼らには自由を認められ、部屋が与えられ風呂を浴びることを許された。だが、2人の目的は火薬を見つけ出すことで、すきを見て盗み出し逃げ出そうと相談していた。そこで知り合ったのが、すでに長い間中国軍に捕われている西洋人のダフネで、彼は火薬の保管場所を知っているという。ダフネは、英語やラテン語、西洋の文化を中国人に教えていて、それでリンも英語が話せたのだった。

 

ウィリアムたちは、司令官や大将たち、そして中国人兵士たちが食事をしている場所に呼ばれる。戦いでの活躍をほめられ、弓矢が与えられる。そこでウィリアムは見事な弓の腕前を披露、喝さいを浴びる。食事をしているとき、リンは5歳からここにいて女性兵士となり、外の世界を知らずに育ったことをウィリアムに語る。ウィリアムも子供の時に下働きから兵士になり、弓の名手として傭兵となり、いろんな国を旅していることを話す。だが、リンは国を守るために働いているが、ウィリアムは金と食べ物のためだという。リンは仲間を信頼することが重要だということをウィリアムに伝えようと、敵が来た時にロープを使用して壁から飛び降りる場所に連れていく。ウィリアムは、そんな中国軍やリンを見ているうちに今まで自分のためにしか戦ってこなかったことに気がつく。金儲けのために火薬を盗み出し早く脱出することを考えているピエールたちとは、しだいに考えや行動が合わなくなってきたのだった。

 

饕餮(とうてつ)は60年前より進化していた。司令官は罠にはまり命を落とす。リンが新しい司令官に任命されたのだった。中国軍は饕餮のことを学ぶため、生け捕りにしようとする。ウィリアムはそこで自らの危険を顧みず協力をし、饕餮を確保したのだった。調べてみると、饕餮に磁石を近づけると大人しくなることが分かった。その頃、ピエールとダフネは火薬を盗んで逃げようとする。ウィリアムは止めようとするが、突き飛ばされてけがをする。リンはウィリアムに裏切られたとショックを受けるが、歩兵のポン・ヨンによって誤解はとける。

 

饕餮の弱点を掴み安心した軍は、生け捕りにした饕餮を皇帝に差し出すことにした。だが、饕餮たちは長城の下に穴を掘って壁を越えていたことが判明。このままでは都が大変なことになると、リンたちは熱気球に乗って、皇帝のいる紫禁城へ向った。だが、饕餮はすでに大量に侵入していて、どんどんやられてしまう。リンも危機一髪の状況になるが、ウィリアムがかけつけ一緒に戦う。歩兵のボン・ヨンなど自らが犠牲となり、激しい戦闘になるが、女王饕餮を殺したことですべての饕餮が死亡、戦いに勝利したのだった。

 

ピエールはダフネに裏切られ、結局中国軍にとらえられていた。ウィリアムは、火薬を持ち帰るか、ピエールを連れ帰るか選択肢を与えられるが、ピエールを選び、二人は城をでる。そんな二人をリンはずっと壁の上から見送っているのだった。

 

<感想>

万里の長城、というタイトルだけど歴史とか全然関係ないこの映画w でも万里の長城がなぜ建てられたかというのはいろんな諸説があり、もしかしたら獣とかだった可能性もないわけではないと思うので、目の付け所はおもしろいのかもしれない。かな?

 

つっこみどころも多いし、100点満点の映画とは言わないけど、私としては映像がすごくキレイで楽しめた。あと、中国軍の太鼓とか衣装とか。ちなみにアメリカではけっこう酷評らしく、映画館はガラガラだった・・・。そこまで悪い映画じゃなかったし、ファンタジーとしては私は楽しめたけどな~。

 

<オススメ美女>

女司令官役のジン・ティエンは中国人。

気が強い感じがいい!

中国人の女優さんはわりとハリウッドで人気がでる人多いけど、日本人はほんとにいないからこれからでてきてほしいな~、といつも思う。

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