舞台「ホスタンへようこそ」が公演中です。
わたしは振り付けをさせていただきました。
なんとナンバー数が13曲・・なのに、稽古期間が、歌&芝居&ダンス全部やらなきゃなんないのに2週間・・・
年明けから過酷でした。
振り付け担当の自分だけでなく、演出家さん、作曲家さん、ボーカル指導の先生、staffさんたち・・・みんなみんな、たいへんだったと思います。
いや確実にみんな睡眠不足です。
もちろん、役者さんもです。
本番の舞台を見ながら、いつも、ここはこうしたほうがよかったかな、とか、考えちゃぃます。
いつになっても、自分がした仕事に対して、「満足!」ということはありえないんですよね。
これからもきっと、ずっとそうです。
しかし今回は、とくにもどかしく思うことが多かったかなー。
出演者のみなさんは、俳優さんだからダンス未経験の方も多くて。
お芝居やりたい人たちを踊らせるのって、すごく気を使います。
よくなりたい、よくしたいのはみんなそうなんだけど、キャパオーバーの子とかもいたりして。
一方で、半分あきらめモード、雰囲気でなんとかなるっしょ!みたいなイケメンくんとかもいたりして。
たしかに、正直ダンスがなくても舞台は成り立っちゃうしね。
だからこそ、
ダンスを自分の魅力を倍増させるツールにできるのか、それとも踊ることによってファンをゲンメツさせてしまうのか、もうこれは演者さんにお任せするしかないんだよね。
その人自身の魅力で勝負する、舞台の世界は、結果がそのまま自分に返ってくるからコワイですよね数年後が。
じぶんも、がんばらないとなー・・
「ホスタンへようこそ」は、ホストで探偵のイケメンたちが活躍するコミックで、今回はそれの舞台化なのでした。
最後の稽古日、コミック原作者の立野真琴先生とお話させていただいたとき、
「ストーリーに歌とダンスが加わっているのが新鮮でワクワクします☆」
とおっしゃっていただけたことがとても嬉しく・・
ダンスによって、イケメンくんたちのかっこよさが倍増されたらいいなと純粋に思いました。
長く語りましたがもういっこ!
自分も、毎回、お芝居の振り付けをさせていただくとイロイロ考えるのですが、
芝居力と、人間性は比例するものなのか?!
これは、また明日の千秋楽を見て人間観察して、かんがえたいとおもいます
舞台セット。ポップなホストクラブなんです。
Android携帯からの投稿