あるがままに生きる。-フンデルトヴァッサー・ハウス- –Yuichi- | 世界中から、うたを送ろう★

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1年2ヶ月の世界一周の旅を達成した”ゆういちとなな”が
今度は、地元・新潟の素晴らしさを皆様に発信します!

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ゆういちは夢の「住宅設計のプロ」になれるのか!?
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愛と感動のスペクタクルブログ!

ゆういちです。

現在オーストリアのウィーンに来ています。

今日は、 『あるがままに生きる』 ということを、ある建築を見て考えさせられました。


こちら、フンデルトヴァッサー・ハウス(1985)。
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画家のフンデルトヴァッサー氏がデザインした公営住宅!

面白いのは画家が造った建築だということ。

ガウディを 『重厚』 と言うならば、フンデルトヴァッサーは 『軽快』 と言った印象を受けました。(悪く言えば表面的。)

でも、建築家ではないからこそ、伝えたいことが素直に、率直に建築に表れている気がしました。
純粋に、見ていてワクワクしました♪


デザインの好みはちょっと置いておいて、

フンデルトヴァッサーが主張したかったことは、(たぶん)


『自然と、生きること。』

『自然に、生きること。』


フンデルトヴァッサーは、

「植物と生きてこそ、人間はより良い生活を送ることが出来る。」

「建物が建つとその分地面がなくなる。そのかわりに屋上に植物を植える。それが重要だ。」

そして、

「人間の自由な創造力を最大限に発揮することが大切だ。」

と、考えていました。


そんなフンデルトヴァッサーの建築を見ていて、

「全てが合理で片づけられるわけではない。
そんな完全でない世界だからこそ楽しいんだ。」

「完全でないことが自然な状態なんだ。」

「建物も人間もきっと同じで、あるがままにいるときが一番魅力的なんだろう。」

というようなことが頭に浮かびました。


少し大げさですが、生き方まで勉強させられたそんなフンデルトヴァッサー・ハウスでした。


『いつか自然の中に溶け込んでいるような家を設計したい。』
そんなことも思いました。

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こんなガーゴイル(雨のはけ口)も。遊び心満点♪