調べてみて意外でしたがいくつか方法が存在します。


個人の感想では、


Dev-C++ もしくは、 wxDev-C++


を使用するのが良いと思います。


簡単に説明すると、2つは姉妹品です。

Dev-C++を拡張してGUIも扱えるようにしたのがwxDev-C++です。


フリーコンパイラとその弱点を分かる範囲で表にしてみます。

ソフト名 特徴・弱点
Dev-C++ 統合開発環境です。開発用のGUIが存在し、ボタンを押すだけでコンパイルできます。
開発環境は日本語にすることもできます。分かりやすく使いやすいです。
デバッガが付いているのですが、ときどきうまく動作しないこととGUI開発ができないのが弱点です。
GUI開発は、wxGladeとwxWidgetsを使用するとできるのですが、バグがあるようでテキストオブジェクト(wxTextCtrl)を使用すると異常終了します。
wxDev-C++ 統合開発環境です。Dev-C++のソースを元にGUI開発ができるように追加機能をしたようです。
GUIとソースとの統合ができており使いやすく、VBに近い使用感です。また、同じソースでWindowsとMacとLinux上でGUIプログラムを作成できるようです。よくできています。
英語版しかないことと、Dev-C++同様、デバッガがときどきうまく動作しないことが弱点です。
VC++
Express
Edition
2008

microsoft製品で、機能限定版です。

機能限定とはいえ、標準のC++をプログラムするには十分ですし、商用利用もOKのようです。(詳しくはこちら参照 ) ただし、30日以内にユーザ登録するか、DVDイメージをダウンロード してインストールしないと継続利用ができないようです。

また、VC++独自の仕様もあり、標準C++では問題ないlocaltime()などの関数が廃止勧告されていて警告が出たりします。コンパイルは通りますが。

とはいえ、windowsのみでしかプログラムをしない(他のOSへ移植しない)のであれば一番お勧めです。おそらく一番動作が安定していて、Debugも精錬されてとても使いやすいです。

Borland C++

開発統合環境です。開発用のGUIが存在し、ボタンを押すだけでコンパイルできます。
デバッガは使用できるようです。

エラーにして欲しいものも微妙にコンパイルエラーにならないようです。
今、ホームページに行ったら、ダウンロードが無くなっていたので、対応が終了したのかもしれません。

Cygwinのgcc

開発用のGUIはありません。DOSプロンプト上でコンパイルします。

以下のような弱点があります。
・boostやwstringなどを使用できない

・CygwinはコンパイラではなくLinux系のOSのエミュレータのためHDD容量が大きく遅い

・Cygwinがインストールされているか、CygwinのDLLがないとコンパイルしたEXEが動作しない

WideStudio 統合開発環境です。開発用のGUIが存在します。なた、GUI開発も可能。
多くのライブラリが付属しているらしいです。ただ、ライブラリが大きすぎて全体を把握しにくいことと、独自の仕様が多いことが弱点のようです。ごめんなさい、私は使用したことがないのでWEBを調べた知識です。

詳しくはこちらのページ が詳しくて親切です。

興味ある方は是非、一読を。



参考:

Dev-C++インストール方法

wxDev-C++のインストール方法