<コンパイラのインストール>
wxDev-C++は、GUIを作成するための統合開発環境です。
Dev-C++とは共存できないため、既にインストールされている場合はアンインストールしてから以下の手順を実施してください。
1.インストーラのダウンロード
以下のサイトから最新版の「wxdevcpp_XXX_setup.exe」をダウンロードする。
http://wxdsgn.sourceforge.net/
執筆当時の最新版は、wxDev-C++ 6.10-2 です。
2.ダウンロードしたインストーラをダブルクリックし、「Next」を押す。
注意: インストーラを起動すると言語を聞かれるがここは「English」にしておく
3.option page では、「MS VC++ 2005」のチェックをはずして「Next」ボタンを押す。
4.あとはどんどん終了まで「Next」を押していく。
5.インストール終了後、開発環境の構成の設定が立ち上がるので、言語に「English GB」を選択して
「Next」ボタンを押す。
また途中で、起動時にincludeファイルを完全にキャッシュするか?、を
設定できる画面がありますが、「No」を選択した方が良いかと思います。
CPUとメモリをかなり消費するそうです。
その他は、デフォルトで「Next」ボタンを押していけば良いかと思います。
<Boostのインストール>
Boost は、必ずしも必要なものではないですがインストールしても邪魔になりませんし、かなり便利です。
是非インストールしておきましょう。
※Dev-C++とはインストール方法が異なります。
何故かと言うと、wxDev-C++のパッケージアップデートにバグがあるからです。
アップデート先のURLはexeにハードコーディングされていて、しかもURLが間違っているようです。
1.以下のサイトから最新のboostのdevpakをダウンロードする。
http://molhanec.net/devpaks.php
このページの「Utilities」リンクで遷移した先にboostのパッケージの置き場所がある。
執筆当時の最新バージョンは、「boost.1.33.1 」
2.ダウンロードしたファイルをダブルクリックする。
いろいろ聞かれますが、「Next」ボタンを作業終了まで押して行く。
3.boostファイルの文字化け修正を行う。
実施方法は、Dev-C++をインストールするには? のBoostのインストール4.を参照。
参考:
Boostとは?