年収査定 | DNA of DeNA

年収査定

今週末は土曜も日曜も会議室で缶詰だ。

社員の評価と年俸を決定する。

事業部それぞれでつけた評価について確認し、

全体を見て事業部間の甘い・辛いの格差を是正する作業。


年俸といえば、あれは2003年かなぁ。やっと黒字になって

自分の年俸を大幅アップ。たしか800万円に上げた。

(当時のDeNAは給料が低かった・・・今はぜんぜん違いますヨ)


800万に上げたのはいいが・・・自分の給料の妥当性をどうやって

証明しようか、

などと考えているときに、melmaで案内が来た。


「インテリジェンスの年収査定」


これだ。

早速、自分の個人情報、

・性別

・年齢

・最終学歴

・現職(会社と役職)

・前職(会社と役職)

を聞かれるままにぶっこんで、査定を待つことにした。

経理や経営企画、CFOさまなど、近くの席にいる皆に報告し、

「もし今の年収より低かったら下げるからー」とも一応言って

おいた。


前職で贅沢な給料をもらっていた私は、前職並とまでは

行かなくても、もしやかなりの査定をいただけるのでは・・・と、

わくわくして待った。




しばらくたっても何も届かない。


これってただの個人情報吸い上げかい?

とあきらめたころ、


差出人名の記載のない大きな封筒が届いた。


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!


激しく興奮した私は、CFOさまやそのほか、近くの席にいる皆の

前で、封筒をひらひらさせながらチョキチョキはさみで開封。

回転系の小躍りもした気がする。


「発表しまーす」と言って書類をあけて・・・


・・・・絶句。


750万ではないか・・・・


遠慮がちに上げた自分の年収が一瞬にして50万下がって

しまった。


それにしても・・・


転職斡旋会社の年収査定だ。

過大評価はあっても過小評価のはずがない。


自分の正しい市場価値を知って目が覚めた私は、それからも転職の

誘惑に惑わされることなく、DeNA社長業に一心不乱、専心できた

ことは言うまでもない。