実家のおかあさんが作っていた、わたしの成長アルバムは、
おおむね、

「パパとおひるね」
「フルヌード!(水遊び中のわたし)」 
「趣味は読書です。(絵本を読んでいる姿)」

のような、わりとありふれたフレーズが
テントウムシやらクローバーやらの ワンポイントイラストの入った小さい紙に書かれ
写真の下に貼られています。

おかあさん、ポエマー要素の強い人なのに
常識に縛られていたのね、きっと。本領発揮できていないアルバム。常識って強い。



さて、むすこ(早くも1歳4か月)が

趣味は読書です。

に、なってしまいました。あららー。

20冊くらいの彼の書庫から、マイベスト7冊位を
いやもう、こっちが暗記させられちゃう勢いで、「読んでちょうだい」ポーズで持ってきます。
いっちょまえに気分でタイトルを選びます。

彼と私とで、たぶん、1日当たり50話は、読んでます。(もういや)


考えてみれば、
わたし、息子がお腹にいる十月十日のあいだに、たぶん本を100冊くらい読んだし、
彼が生まれて1年の間に、7冊の書籍を出版して、1冊のおまけ本を作って、
それでまた、100冊くらいの趣味やら紹介してもらった本を読んだので

そりゃ、細胞からして環境からして
字好きになってしまうというもの。不可抗力とはこのこと。


じつは
息子が生まれる前に、人は遺伝か or 環境か
という「ニワトリ・タマゴ」テーマを見極めてやろうと意気込んでいたのですが
「本好き志向」に関しては、実験失敗ということになります。
遺伝的にも、環境的にも「本好き」にしてしまったので、結論、わからず。です。
そういうものなのかもしれません。
コントロールできるものでもない、だから永遠のテーマなのだし。



とはいえ、とはいえ、 今のところ息子には

・自動車や電車を積極的に買い与える
・青や緑の服やグッズを持たせる

など、親からの「後天的男子」なプッシュはしていません。
男女とかじゃなくて、好き!を中心に、フラットにいろんなものに接して生きたら いいなぁと思うので。


おもちゃは(そもそもあんまりないのですが…)
車っぽいもあるけど、ままごとっぽのもあるし、
洋服は、青、ピンク、黄色、黒、白、まんべんなく着せています。
女子用タイツもはかせるし、男子っぽいジャンバーも着せます。
1歳児は、何でも着こなせるし。


いまのところ

ぶっぶー(車のこと) とはいいますが
ちょっちょ(蝶々) もいいます。

一番たくさんいう言葉は

パ・パ(彼のこと)
バウワン(犬)
あったあった!(発見!)
ぅにゃぁ~ごぅ(猫だけ、リアルな泣きマネ)

あたりです。

とくに男の子っぽーい っていう感じにはなっていないと思います。
女の子っぽくもないです。
さて、これからどうなるでしょう。

っていうか、「ママ」とはまだ言いません。