鎌倉市議会6月定例会が閉会しました。
本会議前の議会運営委員会で、2点確認を行いました。
1点目。
ある会派議員が、所属する会派議員を除いた新たな会派を、政党会派である「自民党鎌倉」の議員に持ち掛けたことの確認。
これは、本日付けで会派所属変更がある場合、会派割り当てとなっている議運の構成自体が変わります。
しかも、その「除く」議員は議運の委員。
議長で確認しもらいましたら、「事実無根」とのおかしな回答。
持ちかけられた議員に確認をし、日時も特定されています。
まあ、議員の「能力と資質」。
「そもそも、そんな話に乗ってその議員と組んで何かできますか?」。
まあそうです。
2点目。
監査委員会派が、観光構成常任委員会での採決を「間違えた」と、関連補正予算のある総務常任委員会前に各会派を回り、辞職を求める陳情が出されていた事案。
採決を間違えたのなら、一度本会議に戻して再付託して採決、という手法があります。
この手法は、議会事務局も知らず、確認。
全国市議会議長会に確認しましたら、「できます」。
一応、監査委員会派に「手続きを取るか」確認しましたら、とらないとのこと。
信条のない議員の行動が、また一つ。
本会議。
ゴミ有料化条例には反対しました。
昨年10月2日、議会としてごみ焼却場用地選定と焼却方法を決めてから戸別収集有料化を議論するよう求めました。
しかし、その決議に賛成した議員だけでなく「提出者」もゴミ有料化に「賛成」。
これは、「変節」。
ここにも、政治信条のない議員が。
利権、という話も。
ごみ関連補正予算は、来月から審議を行う予定です。
しかし、答弁できるかどうか。
出来なければ、できるまで委員会審査が止まるだけです。
「増税」のゴミ有料化が、なぜ今なのか、なぜ戸別収集と切り離したのか。
行政計画では、戸別収集有料化は一体です。
鎌倉市議会議員の中の「良識派」は、これからです。