鎌倉市の保育園政策は、平成15年児童福祉審議会から出された答申に基づき、5拠点園構想が行政計画となっています。

平成17年、材木座保育園の民営化が保護者へも説明され、平成18年、平成22年度に材木座保育園民営化、稲瀬川保育園移転新園が決定されました。

しかし、鎌倉市職員組合の猛反対があり、本来材木座保育園のあと民営化予定であった、寺分保育園が先に民営化されました。

深沢保育園は、がけ崩れが起きた地にあるとのことなので、先に移転が決まり、新園。

その崖崩れが起きた地には、鎌倉市職員組合が深く関与している保育園が、なぜか「分園」として平成22年開園し、今では「本園」。

危険地なので子供が日常暮らす保育園にはふさわしくない、と質問しましたが、現市長が押し切りました。

子供たちをがけ崩れの危険にさらしているにもかかわらず、本来の5拠点園構想は棚上げ。

平成20年、材木座保育園民営化を平成25年と変更しましたが、今年度中の民営化はないようです。

しかし、行政計画の変更はありません。

子供たちの保育園施策が、一部の団体のための施策となり、推進したのが現市長。

旧鎌倉地域には、保育園が3園しかなく保育園施策もとん挫したまま。

支援者に一言で2億円を使って子供の家を作った現市長は、保育園施策を充実させる気はないようです。

横浜市のまねをして、「待機児0」などと言っていますが、5拠点園構想の計画見直しもできないのに、待機児の話はありえません。

9月議会は、現市長への最後の質問になるかもしれませんので、盛りだくさんなのですが。。。。