昨日の総務常任委員会協議会で、市長に24日開催の「記者会見」について質問しました。

記者会見は、記者クラブの幹事社を通して行うこととなっています。

しかし、24日はそれを無視。

しかも、政治団体名で出されたFAXは、市長本人が作成。

またもや、「自作自演」。

市長系が動員をかけたようですが、集まったのはマスコミ、関係者を除くと10数人。

政治団体が主催するいいわけ会に、当事者である代田氏が現職校長肩書で出席。

校長は、「教育公務員特例法」により、政治活動が厳しく制限されます。

教育の中立性を保つためです。

その場で、代田氏は「市長と一緒にがんばりたい」と発言。

この人物は、「政治的な中立」ではなくなりました。

中沢に圧力をかけるために自作した「推薦書」を書いていただいた方に迷惑がかかるからと、辞退したのに再度教育長に、などありえません。

学校関係者、保護者は猛反発しています。

保護者から見放されている教育長人事を強行する市長も、もはや見放されています。

子どものことを考えた教育長人事ではなく、利益を考えた市長。

きな臭いうわさも出ています。

一日も早く、公約通り辞職した方がいいと思います。


以下引用

東京新聞 2013.3.28

鎌倉市の松尾崇市長は、二十七日の市議会総務委員会協議会で、六月定例議会までに東京都杉並区立和田中学校の代田昭久校長(47)を教育長候補の教育委員に選任する人事案を再提出すると表明した。協議会では、現職校長である代田氏の行動が、教育公務員の政治的行為の制限に抵触するかをめぐって論争となった。 

 松尾市長は、代田氏の人事案を二月定例議会に提出したが、本人辞退を理由に撤回。本会議で再提出についての質問に答弁を避けたにもかかわらず、松尾市長が代表の政治団体である後援会主催の二十四日の記者会見に、代田氏とともに出席し、直近の六月定例議会にも再提出すると明言した。

 協議会は、この発言を受けて緊急に開催。「一日も早く教育長不在を解消したい」という松尾市長に対し、議員側が早期の臨時議会を開くよう要求。松尾市長は「六月までに臨時議会を含めて(再提出の)時期を検討したい」と答弁した。

 松尾市長への集中質疑となった協議会は、代田氏が自分を教育長に適任だとする文案を自ら作成し、現職閣僚が署名した推薦書を市議四人に渡した行為が、再度取り上げられた。

 中沢克之(無所属)、高野洋一(共産党)両議員が、代田氏は政治団体主催の会見で、校長としての実績をアピールした行動と合わせ、教育の中立性維持を目的に教育公務員特例法や国家公務員法などで制限している政治的行為に抵触すると指摘した。

 松尾市長は、代田氏の行動には政治的な意図はなかったと反論。政治家が主催する集会に公立学校の校長を呼んで講演などをする行為については「校長の立場で教育の現状を話して理解してもらうのに問題はなく、望ましいと思う」と述べた。(斎藤裕仁)