昨年から、温泉旅館の閉鎖が続いています。

太平洋側に温泉施設はそれほど多くありませんが、内陸部でかなり地震の被害を受けた旅館が多くありました。

バブル崩壊後も温泉人気は続き、外国からの客さんも多く温泉に泊まっていました。

しかし、長引く経済低迷から温泉に泊まる方が少なくなり、銀行の倒産などもありここ数年経営自体が厳しくなってました。

東日本大震災。

一部の施設は災害救助やボランティア、復旧支援などの方が泊まっていましたが、建物に被害を受けた旅館は再開を断念しました。

また、風評被害でお客さんが来なくなってしまった温泉もあり、閉鎖を決めたところも。

平泉が世界遺産となって、日本だけでなく海外からも多くの方がいらっしゃってくださるようになっていますが、一方で温泉の閉鎖が続いています。

地域観光産業の中心を担ってきているのが温泉施設です。

雇用、仕入れ、修繕、地域交通、地域交流。

これからの復興には、欠かせないものであるはずなのですが。

東北の観光復興に、温泉の再開を考えていきたいと思っています。

そのために、できることを企画していますが、まとまったらプレゼンに回りたいと思います。