福岡市西区 T様邸 モルタル壁 塗装工事 3月26日 | ナカヤマ彩工の塗装工事日記

ナカヤマ彩工の塗装工事日記

福岡県福岡市の塗装職人、ナカヤマ彩工が日々の塗り替え工事の記録を詳しくお伝えします。プロが読んでも勉強になる記事を目指します!

平成24年3月26日(月)作業人員 1.5名(1名半日) 『累計 21人工』
破風板上塗1回目 2面外壁上塗1回目・2回目(下屋根部分のみ一部)


午前中は林氏1名での作業となっております。

午前中の林氏の作業内容は先日の続きの、破風板の上塗1回目と部分的に上塗2回目の塗布。
午後に私が到着後、外壁の上塗1回目を夕方まで行う事とします。

丁度午前中に先日色決めで決まった材料が到着。
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今回使用する材料は、
エスケー化研 アートフレッシュ
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今回は通常の仕様にはない吹付けでの施工を行う為、どの程度材料を使用するのかが未定でしたので、とりあえず3缶搬入。
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この材料に合わせまして、当初試し塗りで使用した材料を1缶加えて、合計4缶準備しています。

このアートフレッシュは水性になりますので希釈は水で行うのですが、ローラー施工の仕様しか無い為、希釈率もローラー施工用の希釈率となっています。
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上限の10%の希釈では、今回行う予定の施工方法だと塗材の粘度が高すぎて行うことが出来ませんので、今回に限り、希釈率は変更することにしております。

メーカーの担当者とも打ち合わせをした結果、メーカーとしては当然ながらオススメは出来ないという回答が返って来ておりますが、行うのであれば希釈率を上げるしかないだろうという事だったので、今回はひとまずは15%迄(最大でも20%が上限)希釈する様にしております。
材料重量が20kgとなりますので、15%の3kgの水で希釈をしております。

※注意
この希釈率と工法は、メーカー推奨の施工方法ではありません。
今回の施工の仕様(工法)とその経緯に付いてにも書いておりますが、施主であるT様とメーカー担当者と3者で打ち合わせた後に、
「施主様希望の仕上りを、以下に費用が掛からない方法で行ったとする場合に、どのように行なったとしたら希望の通りに出来るであろうか。」
ということを、前提にメーカー担当者と相談した結果、今回の工法は決めております。
また、メーカー担当者よりアドバイスを頂いた際にも、メーカーとしては推奨出来ないと言うことを理解した上で、
「その上で、行うとすればどのようにするか?」
という話を3者で打ち合わせを行なって工事を行なっております。


15%希釈したアートフレッシュで施工を行うも、まだ塗料の粘度が高い様子で作業性がイマイチ。
次に18%希釈で施工を行なってみると、先ほどの15%希釈よりはまだ良い感じ。

希釈は18%で決定として、外壁の上塗1回目の施工を行います。
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この様に専用の機械を使用して外壁の吹付を行なっております。

この日は以上の工程・上塗1回目・2回目を終日行いまして、本日の作業は終了となりました。