平成24年1月17日(火)作業人員1名 『累計 15人工』
下地補修
先日の打ち合わせの結果、私が下地補修を行うことに決定しましたので、本日から作業を行なっていきます。
下地補修に使用する材料はコチラ。
メーカーからの指定材料になります。
日本化成 NSジャストフィラー
日本化成 NSハイフレックス HF-1000
これらの材料で下地補修を行なっていきます。
現状の下地補修の状況ですが、このような状況です。
丸が傷、矢印が何かの後。
このような感じのものは、これがコンクリートの風合いと言えばそうなのかもしれませんが、一番問題は、このような下地では無く、次のような劣化(風化)した表面(肌)の状況が問題となってきます。
このような状態が、3F廻りのコンクリート部の建物周囲にわたって発生しており、このまま仕上げた際には表面に出てくるという事でした。
出来れば表面が傷んでいる箇所と、そうではない箇所の仕上り具合を均一にして欲しいために、前回までにメーカーに補修を依頼しておりました箇所がこちらになります。
とりあえず、本日はこのような箇所を先ほどの材料で補修を行なって行きたいと思います。
全体的に表面の状態が悪いような箇所は、全体に補修材を薄く塗りつけていきます。
左が補修後、右が補修前。
このような補修方法は、「シゴキ」と言いまして、全体に補修材を塗りつけていく方法になりますが、表面は綺麗になるかわりに、コンクリート本来の風合いが損なわれてしまします。
このような理由から、あまり、多くの面積を補修はしたくないのですが、表面の劣化が上廻りは多数ありますので、仕方がありません。
諸刃の剣のようなものですね。
比較的部分的なものは、その箇所のみの補修としています。
このような作業を本日は一日行いまして、作業は終了となります。
明日は残りの部分の下地補修と、その後のサンドペーパー処理を行なっていく予定としております。