平成23年9月6日(火)作業人員 3名 『累計 35.5人工』
各所手直し 屋根上塗
本日でほぼ、塗替え工事は完了となります。
予定としては、塀のみ明日塗装。
建物関係は本日で完了です。
まずは下屋根のクラック補修から行います。
下屋根の状態も大屋根同様、あまり良い状態ではありませんでしたので、クラック補修+補強の方法で補修を行います。
今回は補強テープを変更しました。
前回大屋根補修時に使用したテープは、ファイバーテープというものでした。
今回はこのテープからこちらのテープに変更します。
目地テープ(寒冷紗)
違いはと言いますと、ファイバーテープは厚みがありまして、メッシュの目が大きいテープです。
変わりまして目地テープは、厚みがファイバーテープより薄く、メッシュの目が小さいという特徴があります。(ピンぼけすみません。)
目地テープはメッシュの目が小さいために、テープを貼り付ける前に下処理が必要となりまして、ファイバーテープの時より、工程が1工程増えます。
ファイバーテープ使用時はメッシュの目が大きい為に、テープ貼付けた後に、その上より補修材を塗りこんでも内部のクラックに充填出来ていたのですが、目地テープのメッシュは小さい為に、テープ貼付け後補修材を塗りこんでも、内部まで充填しにくくなってしまいます。
従いまして、テープ貼付け前の下処理から行います。
まずはクラック内部に補修材充填。
その上から目地テープ貼付。
表面の紙を剥がしまして、
目地テープ貼付完了です。
後は前回のファイバーテープの補修方法と同様となります。
エポキシ樹脂の補修材で補修を行いまして、
補修完了です。
後は通常通り塗装を行います。
縁切り材のタスペーサーも、大屋根同様部分的に使用します。
このタスペーサーを、
隙間がないような箇所に挿入。
挿入前。
タスペーサー挿入後。
屋根関係は上野氏担当。
私と林氏は各所の手直しです。
手直しは、外壁の取り合いの見切りを綺麗に出し直します。
このような真っ直ぐ塗装がなっていない箇所を、
マスキングテープを貼りまして、
新たに塗り直しまして、綺麗な状態に直していく作業です。
この作業を悪い箇所全部に行なっていきます。
まずはココ。
マスキングテープを貼りまして、
塗装です。
この箇所は風呂場のサッシ窓。
マスキングテープを貼りまして、
その後塗装です。
他にはこのように、見た目が綺麗ではない箇所をすべて手直しを行います。
補修後の様子です。
このような作業を本日は、1日行なっています。
その後、夕方・・・
明日塀が塗装できるように、補修を行います。
この箇所の補修材はこちらを使用します。
ボンドE209 S
エポキシ樹脂のボンド(注入材)です。
2液型(主剤・硬化剤)を規定量で練り合わせて使用します。
この練り合わせた補修材で隙間を補修。
隙間以外にこの補修材が付着しないようにテープで養生後、ヘラで内部に押し込んで充填します。
充填が終わりましたらテープを撤去しまして完了です。
このように本日の作業はほぼ手直しばかりの1日となりました。
下屋根の上塗を行なっていた上野氏も、
屋根の塗装は完了です。
以上で9月7日の作業は終了です。