糸島市 Y様邸 サイディングボード・コロニアル瓦 塗装工事 7月17日 | ナカヤマ彩工の塗装工事日記

ナカヤマ彩工の塗装工事日記

福岡県福岡市の塗装職人、ナカヤマ彩工が日々の塗り替え工事の記録を詳しくお伝えします。プロが読んでも勉強になる記事を目指します!

平成23年7月17日(日) 作業人員 1名(半日) 『累計 33.5人工』
雨戸下塗・上塗1回目


本日は雨戸の塗装を行います。
Y様邸より雨戸を待ちかえり、作業場(といっても狭い倉庫内・・・)で塗装を行うことにしました。

まずは表面のケレン作業です。
今回の塗装する雨戸は枠のアルミサッシ部まで塗装しますので、十分にケレン作業で表面に傷を付けておく必要があります。
サンドペーパーで十分にキズが付くまで削ります。
$ナカヤマ彩工の塗装工事日記

全体にキズが十分付きましたら、削った粉を掃除しまして下塗を行います。
今回使用する塗料は、強溶剤という種類になりまして、非常に刷毛塗りが困難です。
したがいまして、コンプレッサーという機械を使用しまして、吹付け作業で塗装を行うことにしました。

まずは下塗です。
$ナカヤマ彩工の塗装工事日記

カップガンというものと使用して吹付けていきます。

特にアルミ製のものを塗装する際には、この下塗材が重要な役割を果たします。
密着性が非常に良いものを使用しないと、アルミ製は後になって塗膜の剥離が起きやすい為に、下塗材の選定は非常に重要です。

今回使用しておりますのは、
日本ペイント パワーバインド
という製品です。
強溶剤タイプの一液型エポキシ樹脂塗料になります。
$ナカヤマ彩工の塗装工事日記

アルミに使用出来る下塗材は、
日本ペイントで言いますと、コチラの「パワーバインド」かもしくは、「ハイポン 20デクロ」という製品に限られます。
$ナカヤマ彩工の塗装工事日記

在庫であるパワーバインドは「白色」、ハイポン20デクロは「赤さび色」でしたので、今回は白色のパワーバインドを使用することにしました。

下塗のパワーバインドは速乾性のため、非常に短い時間で乾く特徴があります。
逆にハイポン20デクロは乾燥に時間を要します。
このような理由からも今回は時間内で仕上げを行いため、パワーバインドを選択した次第です。

下塗乾燥後、上塗1回目の作業を行います。
下塗は作業場内で行いましたが、あまりの狭さに上塗は同場所で行うことは断念。
上塗りは事務所敷地内の裏の空き地で行うことにしました。
$ナカヤマ彩工の塗装工事日記

1枚1枚塗っていき、前8枚の雨戸上塗1回目完了です。
この上塗材はある程度乾燥するのに時間を要しますので、本日の作業は乾燥時間を計算しまして以上で終了とします。

約半日の作業となりました。

今日は日曜日ですので、後はゆっくり休みたいと思います。