こんにちは。

 

カラースクールを始めて26年、色々な受講生と出会う中で、
どんどんご自分の才能を開花されてご活躍して行く人との出会いに
人の可能性の素晴らしさを感じずにいられません。

 

どんどんチャレンジして才能を開花されて行く人がいる一方で
なかなかチャレンジできずに、フェードアウトしてしまう人もいます。

では、チャレンジする人、しない人は何が違うのでしょう?

 

第5章 好き・得意・才能を引き出す方法

カラーを趣味として楽しみの範囲で学ばれる方もたくさんいらっしゃいますが
私のカラースクールでは、修了生をフォローするシステムがありましたので、
講座修了後、仕事として活動したいと希望される方が比較的多いスクールでした。

起業・開業をする人、しない人とでは、能力的には、
それほど差があるようには感じられませんでした。

しかし、習い事から起業して成功する人には、3つの共通点があります。

 

習い事から起業へ!成功する人の3つの共通点

その3つとは

  • 夢中力がある
  • 素直である
  • 小さな「できた」を積み重ねる

起業するとなると、ビジネスの勉強も必要ですが

習い事で起業するとなると、それを商品化できるだけの

クォリティを上げなていかないとなりません。

 

夢中力がある

 

チャレンジして成功する人は、カラーが大好きで夢中力がありました。

仕事をしながらでも、子育てをしながらでも
寝る間も惜しんで、時間を作って、必ず言われた課題をやっていました。

 
 

私も色々なことを習いましたが、やはり好きなことだと夢中になり

時間も忘れて寝不足になることがよくあります。

 

だから課題ができない時点で、もしかしたらカラーを仕事をすることに憧れはあっても、

実は、そんなにカラーを学び、できるようになることは好きではないのかもしれません。

本当に好きなことは、寝る間を惜しんでやっても
ストレスにならず、楽しくて楽しくてしょうがないと思うからです。
 

素直である


そして、もう1つの共通点は素直さ
例えば、

「パーソナルカラー診断ができるようになるには、
50人に診断して、似合うファッションの資料を作ってあげると良いですよ。」

と、教えればその通り、1年以上かかってでも50人に診断します。
そして、ファッション雑誌を切り抜いて、似合う色、お客様の魅力を引き出す
ファッションを選んで、お客様に差し上げます。

すると、お客様が喜んで、お友達を紹介して下さるので、
練習相手に事欠きません。

そして、何より、自分の力がつきますし、頭の中に色を見分ける「軸」が
できてくるので、だんだん診断に対して自信が出て来ます。
こうした積み重ねが周囲への信頼となり、やがて、色々な人から
仕事の依頼が来るようになり、数年後には講師として活躍していることもあります。

また、ある人は、カラーセラピーのセションができるようになると、
会う人会う人に、カラーセラピーの良さを伝えました。
これは、自分より少し先に、活動をはじめた先輩からのアドバイスでした。

言われた通り、カラーセラピーの良さを伝えて行くと、
「うちのお店でやりませんか?」というお話をいただきました。

まさか、そんなことになるとは・・・と、はじめは驚きと不安でいっぱいのようでしたが
その後も、周囲のアドバイスに対して素直に実践した結果、
そこからどんどんお仕事が広がるようになり、

今ではベテランのカラーセラピストです。

 

今はシェアオフィスや、シャアサロン、コワーキングスペースなど

場所探しは、昔より恵まれています。
そして、オンラインがあり、SNSが無料で使えるのですから

チャレンジしない理由が見当たりません。

専業主婦で、パートしかしたことがないと言っていた人、
OLで週末だけ活動していた人、
みなさん、自分で仕事をしたことがない人ばかりでしたが、
今でも活躍されている人はみなさんとにかく、素直でした。
 

小さな「できる」を積み重ねる

カラースクールを始めたのが今から26年前になるので
私から学んでお家サロンやスクールで起業・開業した人の中には、

ベテランとして大活躍している人もたくさんいます。

私もそうですが、誰にでも「駆け出し」の時代があります。
いきなり、今ここにいるわけではなく、積み重ねて今があります。

チャレンジすることに躊躇する人、あるいは、
チャレンジしても、すぐにあきらめる人の中には、
何の下積みも基本も無いのに、いきなり、すごい上を目指す人が居ます。

例えば、色彩検定を3級から順に受ける人もいるのに、いきなり1級を受けるような人。

心理学では、「0か100か」「全か無か」「all or nothing」と言い、

もし、目標を低くして失敗したら傷つくのが怖いので、最初から高い目標にして

失敗しても、仕方がないと自分が思えるように自己防衛をするのです。

当然、目標に届かないので、全てを投げ出してしまうというケースです。

そして、自己嫌悪や挫折感、罪悪感を感じ、自信を失ってしまうのです。

一方、長く続けて目標を達成する人は、
やればできるところに目標を設定するので、小さな「できた」をみ重ね
小さな達成感をモチベーションにしています。

だから、「気付いたら開業〇年経っていた」という人が多いのではないでしょうか。

 

あなたにとって、誰に何を言われずとも、コツコツやってしまうくらい
「好きなこと」って何でしょうか?

また、頑張らなくても続けられる「得意なこと」は何でしょう?

人によっては何か習ったりしなくても、既に、
好きなことや得意なことはあるものです。

そして得意なことって気づいたら小さな積み重ねをしていたりするもの。

例えばそれは、「お弁当を作ること」かもしれないし
「節約すること」「小銭を貯めること」かもしれません。

あなたにとって、あまりにも当たり前すぎて気が付かないだけで
実は、それが才能や得意なことだということもあります。

でも、自分でも当たり前だと思っているから才能だと思わないですし

誰も、褒めてくれなかったりすると、私って何の才能もとりえもない・・・
私には何もなく、このままで良いのかと思ってしまうことがあります。

そのことに気づいて「できた」と自分で承認して行くと、自己肯定感が高まり

自分に自信が持てるようになります。

 

まとめ

チャレンジして成功する人の3つの共通点は、

夢中力、素直さ、小さな「できた」を積み重ねるです。

 

自己肯定感が低くなっている時は、夢中になれるものが無く、

目標を見失い、自分で自分を承認できず、他者から承認されようと

待ちの状態になっています。

そして、自分が無力に思えたり、今やっていることに空虚感を感じます。

 

そのような状態から打破したいと思った時に、
何か自信をつけたくて習い事がしたくなるのかもしれません。


しかし、才能が開花されるかどうかは、やってみないと分かりません。
色々な習い事をして、最後にカラーに辿り着いて開花する人もいれば
逆にカラーから始まって、色々巡り巡って、自分の道を見つける人もいます。

誰だって、初めからそれが自分にとって最善のものであるのかなんて分かりません。
また、才能があるのかどうかも、チャレンジしないことには分かりません。

だから、3つのこと意識してチャレンジしてみましょう。

取捨選択は、できるようになってからでも遅くありません。




数ある習い事。

その中から択肢の1つとしてカラーに辿り着いた方、
そして、私のカラースクールに辿り着いた方、

 

今までたくさんの生徒さんを見て来ましたが、

能が開花して、その後人生が変わった・・・という人も少なくありません。

そのような人との出会いがあり、私自身も刺激されるから

26年も同じ仕事をやって来れたのでしょうね。


つづく


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※連載!人生がときめくカラーサロン
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