人生がときめくカラーサロン

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第4章 パーソナルカラーで自分を受け入れる
③パーソナルカラー難民になる人の気持ち


私は、パーソナルカラーで似合うと言われた色、
子供のころ母から、似合うと言われて不快になった色に、
自分のネガティブな部分が投影されているということに気が付きました。

そこで私は、もう一度、パーソナルカラーを受けてみようと思いました。
今回の先生は、セレブで「ごきげんよう~」というような先生ではなく
センスの良い洗練されたインテリアに囲まれた、デザイナー風の先生でした。

初めてパーソナルカラー診断をしてもらって数年が経っていましたので
もう一度、どのように診断するのか?
なぜ、似合うと言われて、嫌だったのか?
確かめたかったのです。

ところが、今度観てもらったら、私は「ウィンター」と診断されたのです。

 
そして、瞳も髪の毛も明るいブラウンなので、スプリングの色の中にも
取り入れられる色があります。という、アドバイスをされました。

私は、とても混乱しました。

サマーだと診断されることを覚悟して行ったのに、
このカラータイプだったらいいな~と憧れていたウィンターとスプリングが
似合うと伝えられたのでした。

嬉しいような・・・でも、頭の中で、はてなマークがいっぱいになりました。

そこで、どうしてウィンターなのか尋ねてみると、
ぼんやりした色だけでコーディネートすると、せっかくの存在感が消えてしまう。
特に、濁りのある色は、年齢が上がって見えます。
濁りの無い色の方が得意です。
そして、あなたの大きな目を生かして、
目力が増して感じられる鮮やかな色の方が個性を引き出します。
スプリングは、瞳と髪の色に合うけれど、肌の赤みを出してしまうので、
赤みがあまり出ない、黄色みの少ない色なら取り入れられる。
ウィンターは、赤みを逆に抑えてくれるし、
コーディネートが難しくなるから、ウィンターをまず着こなせるようになると良い。

だから、あなたはウィンターです・・・というアドバイスでした。
 

確かに、言われてみれば、グレイッシュパステルな色のコーディネートは
なんだか自分でも急に年齢が上がったように感じられ、
ドレープを当てられた時、その自分の見え方が嫌だな~と感じていたのでした。


以前に似合う色が、サマーだと言われて嫌悪感を持ったのではなく
もしかしたら、伝え方が嫌だった可能性もあるのかもしれない。

それにしても、私は一体、サマーなのか?ウィンターなのか?

どっちなんだろう・・・?

そこで私はこう言いました。
「実は、何年も前なのですが、パーソナルカラー診断を受けたことがあって
その時は、サマーだと言われました。」

すると先生は、
「以前に診断を受けているのに、どうしてまた受けようと思ったの?」

私は正直に言いました。
「以前、サマーと言われた時、嫌いな色だったので、すごく不快に思いました。
パーソナルカラーに対するイメージも下がって、せっかく診断を受けたけど
取り入れることはありませんでした。でも、他の人がパーソナルカラーを知って
どんどん輝いて行くのを見て、また興味が湧きました。
だから、もう一度ちゃんと診断をしてもらって、サマーの色を当てて自分が
どうなるのか、客観的に見てみたかったのです・・・」

すると先生は
「それで、サマーの色をもう一度当ててみて、どう感じましたか?」

私「先生の言う通り、濁った色は老けて見えたし、寂しい感じがしました」

先生「濁りが苦手なのが、ウィンターとスプリングなのよ」

私「・・・そうなんですね。」

なるほど・・・と思いつつ
なんとなく複雑な気持ちのまま、私はその場を去りました。

なんだろう?
この心のモヤモヤは・・・


そこで私は、また別なところで診断をしてもらうことにしました。
色々調べて行くと、パーソナルカラーも色々な流派があるようでした。

私は以前働いていたスクールで、カラーコーディネーター養成講座の
企画営業担当をしていたので、カラーの先生と言っても、
どの分野が出身なのかで、色々なタイプの先生がいることも知っていました。

そこで、私は、色彩検定を教えている先生でパーソナルカラー診断を
して下さる先生を探して、もう一度、診断を受けてみることにしました。

一体私は、何タイプなのか??
そして、心に残ったこのモヤモヤは、何なのだろう・・・



つづく

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