権力の魔力 ② | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 広島県在住の人に聞きました。広島はなぜあんなに早く復活したのでしょうか? 原爆を落とされたら、100年や200年人が住めるはずがありません。それがいつの間にか町ができ、人が住んでいます。

 どのような結果になったのかというと、病人は大勢出ているのです。癌になっても言わなければよいのです。「貴方、肺がんです」と言っても、それは原爆の放射能と関係なく処理をされてしまうから、わからないのです。

 病院に行った人は癌で死んでしまうのです。広島ではどれくらい後遺症が出ているかわからないし、政府はそんなことを教えないのです。彼らは試験に受かってもいない庶民はゴキブリと同じと思っています。偉いのは自分です。自分が権威ですから、「もう放射能はない」と自分が言えば、放射能はないのです。「この事件は終わり」と言えば、事件はないのです。

 みんな日報にインチキを書けばおしまいです。もう事件はなかったことにするのです。イラクから帰ってきた自衛隊員の内、在職中に35名も死んでいます。何故、死んだのでしょうか、病死・事故死・不明死です。

 ヒゲの隊長が「全員無事に帰ってまいりました!」と言って、その後ろには棺桶がズラリと並んでいたのです。そのようなことは言いません。

 安倍さんもウソつきです。エリートの固まりですから「自分が法なのだ」と思っているのです。権力を持っているのですから、「私が言うことが一番正しい」と考えるのです。貴方は権力を持っているだけで、考えている中身が正しいかどうかは関係ありません。

 本当の力というものは、正しい道に裏付けされていなければいけません。正しい道とは何かというと、国家の道であり、人間の道であるし、人間としての価値です。「この人間は無位無官であっても、どのような価値をもった人間であるのか?」彼らにはわかる必要がありません。

 権力だけに興味があるのです。役人はまったくそのような考え方です。「あいつは文学を勉強して立派な人間だぜ」などと、誰も思いません。「次の次官に誰がなるのか?」「次の局長に誰がなるのか?」ということだけが、彼らの価値観です。もう人間ではありません。

 人間の理解から言うと「下品の下」です。その連中が権力構造の中に組み込まれて、権力で仕事をしているのです。それをやると人間性が擦り切れてしまい、つまらない人間になります。つまらない顔をした、つまらない人間になってしまうのです。そしてやがて国は滅びるのです。

 明治維新を起こした連中は、みんな人間性で見ていました。西郷隆盛は何の権力もありません。島津斉彬が「俺の御庭番をやれ」と命じて、人材を引っ張り上げたのです。西郷はなぜ引っ張り上げられたのかというと人間性がよいからです。

 「お前は偉大な人間だな。偉大な人間でも下級武士でいたら、お前の力は発揮できない」と思って島津斉彬が引き上げたのです。下級武士から島津斉彬に引き上げられて、陸軍大将という偉大な地位まで引き上げられて、さらにその人格は高まるのです。

 維新の志士達は、人間を磨いたのです。高杉晋作も、木戸孝允も「権力を取ろう」などということは、最初から考えていません。人間を磨くことに熱中していたのです。勝海舟もそうです。ただ、一重に人間を磨いてきたのです。それが目について引き上げられていくのです。

明治維新は偉大な人間が優れた仕事をして立派になっていったのです。そのようなことです。今は人間性の備わって偉大な人はいなくなってきています。まして、権力の中には一人もいないだろうと言えます。

 このような社会はやがて滅ぼされてしまうのです。その空白の隙間に朝鮮人が「ドドドドド・・・」と入り込んできたのです。朝鮮人は権力しか興味がありません。朝鮮人には人間性などありません。「人間性を磨こう」などという朝鮮人はゼロです。

 だから、権力の隙間に朝鮮人が入り込んできたのです。官僚の不祥事や、文章の改ざんなどやって、トンチンカンなことを言っているのです。権力に入り込んだ朝鮮人が日本の政治を悪くしてきているのです。

 例えば、最近の例でいうと堀江貴文は「竹島などあげてしまえばいいじゃないか。尖閣列島もあげてしまえばいいじゃないか」と言っているのです。何を馬鹿なことを言っているのでしょう。

 そのような発想が出てくるのです。堀江貴文は「国」というものがわからないのです。「国と軍隊はセットである」ということもわかりません。国を守るのは軍隊です。軍隊がなければ国とは言えません。「これは俺の国だ」と言っても、「沖縄は俺がもらった!」と言われたら、軍隊がなければ手も足も出ません。

 国という以上は軍隊で担保されなければ国ではありません。そのような基本的なことすらわかっていません。

 

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