「生活保護」がフリーパスになる日
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金と脳味噌は無いが書きたいことは山ほどあり、テーマを一つに絞るのに難儀する毎日。そんな訳で本日も幾つかの話題が混在しますが、無理にこじつけてる訳ではないものの、かといって全く無関係な話題でもないのでよろしくお願いします。さて昨日、０７年の前長崎市長銃撃事件 で死刑判決（一審）が出ていた元暴力団幹部・城尾被告に対し、福岡高裁はそれを破棄し無期懲役を言い渡した。その理由は何と「利欲的な側面はなく、選挙妨害でもないし、被害者は一人だから」である。死刑か否かの判断が注目される裁判で決まって言われるのが被害者の数だが、これはご存知の通り約２６年前の所謂「永山基準 」だ。その意味に固執するなら確かに今回の場合も妥当と思われる方がいるかもしれないが、四半世紀前と現在では社会的背景も変化しており、ましてや今回の城尾被告が重ねて来た悪業の数々を思えば、いかに福岡高裁の判決が脳天気かということがわかるだろう。自分で起した自動車事故他で度々市側に難癖つけては最終的に数百万円の要求をしていたことも判明しているし、本島長崎市長（当時）から１０００万円を脅し取ろうとした恐喝未遂事件で逮捕されてもいる。また、同じ暴力団関係者が申し込んだ融資や、自身が申請した生活保護 が断られたことで市長を脅していたこともわかっている。更に、この２審判決を前に城尾被告は日本テレビに対し、「殺したのは一人だから、２審では絶対に死刑破棄の判決が出る」との手紙を送りつけているのだ。福岡高裁の松尾裁判長よ、いったいこの蛆虫野朗のどこをみて「利欲的な側面はない」なんて言えるのか。これについては珍しく産経新聞 が良い「主張」をしているので参考まで・・・。 [PR] ◆「コスモ・ザ・カード・オーパス」年会費無料！只今、新規入会キャンペーン中◆
さて、本当に生活保護を受けたくても受けられない方がいる一方、上の蛆虫野朗に限らず生活保護を喰いものにしてる輩は少なくない。２８日に岐阜で逮捕された元職員 は１０００万円以上の収入がありながら「身体障害者３級相当」との診断を受け、多額の生活保護費や障害者年金 を騙し取っていた。この診断書を出した医者も叩けばいくらでも埃が出そうだが、こういう連中の共通事項の一つがパチンコ屋だ。行政に「２４時間監視しろ」なんて無茶なことは言わないが、生活保護を懐に一攫千金に興じる輩は現実に存在し、マスゴミ や偽装支援団体（貧困ビジネス）からの脅しを恐れた闇雲な認可がそういう連中を増殖させる温床ともなっている。昨年末の派遣切り 問題が象徴するように、不景気によって働きたくても仕事がないのは確か。「選ばなければ仕事はある」との意見があるが、それが誰にも当てはまる訳ではないのも確かだ。しかし、先日の某TVが放送した中に登場した生活保護受給の若者のように、２０代で五体満足ながら家賃７万円のアパート（マンション？）に一人暮らし、仕事探しを名目に一日中をPCの前で過ごしている光景を見せつけられると「ざけんな このガキ！」と憤慨するのも正直なところ。茨城では過去に生活保護を受けていた経験があるお婆ちゃんが、ご主人が他界した後にはじめた清掃のパートで貯めたお金を「お世話になりました」と市に寄付したというニュースがあった。先にあげた蛆虫どもや同若者に、このお婆ちゃんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものだ。
そして政府は昨日、『新型インフルワクチン接種 生活保護世帯は無料』 とする方針を固めた。命にかかわる事でもあるし、パンデミック を考えれば妥当といえるかもしれない。そして、高齢者や母子（父子）家庭など、本当に生活に困窮している世帯へなら異論がないのは勿論だ。しかし、先にあげた蛆虫や家賃７万円のアパートで一人暮らしする若者、生活保護を懐にパチンコ屋に通う輩にまで無料にする必要は無いだろう。明日１０月１日からは『生活保護世帯限定で地デジチューナー＆アンテナ（場合によって工事費も）無償配布』 の受付が始まるが、それらの財源の財源は労働者の税金である。過酷な労働に汗水たらし、嫌味と虐めに耐えて必死に働いても生活保護と同程度（中にはそれ以下）しか得られない薄給でも、その中から納めた税金である。バンバン働いて稼ぎたくても私のように要介護の両親を抱え、思うように働けない人間も大勢いる。それでも、なけなしの薄給の中から工面して真面目に税金を納めているのだ。これこそ正に「格差・差別」ではないか。本当に保護を必要とされる方への施策ならともかく、闇雲な生活保護高待遇制度は労働意欲を喪失させ、曳いてはこの国を某国へと導くことになるだろう。今後も人気取りで「生活保護世帯は無料」を進めるとしたら到底糾弾する。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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