渡辺新党の正体 「偽装新党CHANGE」に騙されるな | 日本の片隅で「バカ!」と叫ぶ

渡辺新党の正体 「偽装新党CHANGE」に騙されるな

小沢氏が橋下知事と会談 “主戦場”大阪で攻勢強める

民主党の小沢一郎代表代行は4日、大阪市内のホテルで大阪府の橋下徹知事と会談した。党がマニフェスト(政権公約)の軸に据える地方分権改革をめぐり、同じく分権推進を訴えている知事と意見交換した。民主党はこの日、鳩山由紀夫代表も自民党の大物前職の地元で街頭演説し、政権交代を目指して気勢を上げた。会談は小沢氏側からの打診で実現。橋下知事は直立不動の姿勢のまま、「知事の橋下です」と小沢氏を出迎えた。小沢氏は突然の訪問について「(行動の予定は)相手にあまり知らせないので」と説明。同席した原口一博「次の内閣」総務相は「霞が関解体は革命ですから」と、橋下知事の主張と党の主張が合致していることをアピールした。開始直後の数分間を除いて会談は報道陣に非公開で進行。民主党政権樹立時に目指す国家像や、国と地方のあり方について小沢氏が説明、知事と意見を交わしたとみられる。

情報提供 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000544-san-pol  より


タレントの酒井法子さんがお子さんと共に行方不明となり捜索願が出された。最悪の事態も心配されている。それにもかかわらず、これを取り上げたTBS「朝ズバ」の程度の低さに怒り心頭だ。新聞の一面見出しをネタにこの話をする竹内アナとみのもんたのバックに流れたのは、まるで「ドリフの大爆笑」にでも使用されるかのような脳天気なメロディー。最悪の場合、2人の命が失われるかもしれないという時、いったいどういう神経をしているのか。抗議の電話にもかかわらず同番組が2度目にこれを取り上げた時にも冒頭数秒に同じBGMが入り、司会者も含めた番組スタッフの「程度」が窺い知れた出来事だった。他人に対しては「道徳心」を説くみのもんただが、不二家や亀田問題をはじめ、ご自身が関わった問題なのに自ら心から謝罪した試しはない。


昨日の続きになりますが、植草氏は収監される前、ご自身のブログで、「政権交代阻止を目論む組織のメディア工作に騙されるな」と警鐘を鳴らしていた。一部を引用させて頂くと・・・・・。≪①政権交代推進勢力でない、いわゆる「偽装新党CHANGE」を創設して野党への投票の集中を阻止する試み ②各種経済指標や金融市場データを操作して、「景気回復」の実績を過剰演出して、与党への投票を誘導する試み ③長い選挙戦によって国民の総選挙への「食傷感」を生み、投票率を出来るだけ低下させようとする試みが実行される可能性がある。≫と・・・。「偽装新党CHANGE」 とは次の5つのグループによる結集だという。①自民党内小泉一家・・・小泉純一郎氏・中川秀直氏・武部勤氏・塩崎恭久氏・石原伸晃氏・小池百合子氏 ②小泉チルドレン ③官僚OBグループ・・・渡辺喜美氏・江田憲司氏・高橋洋一氏 ④自民別働隊地方首長グループ・・・橋下知事・東国原知事等 ⑤民主党内市場原理主義者


ご存知の通り橋下知事や東国原知事らをスター扱いしてる談合マスコミだが、彼らが何とかの一つ覚えで口にしているのが地方分権と霞が関改革。かねてから民主党が主張して来たことをさも「我らこそパイオニア!」と宣伝してるが、目指すものが同じなら何故に民主党に合流しないのか。理由は明白。東国原痴事の〝お笑いお猿の学校〟でも露呈したように、彼らは「自民党別働隊」であるからだ。引用記事の会談は小沢氏が持ちかけたものとされているが、餅代追加(選挙対策費)を餌に応援演説の押し売りをした先で口を開けば民主党の悪口を吹聴しるどこぞのバカとは違い、選挙を知り尽くした小沢氏の行動は産経新聞が書くような橋下知事への媚びなどではない。橋下知事就任時から今日までの一部始終を小沢氏が知らぬはずはない。政権居座りのためには官僚に媚びることもいとわず、涎を垂らしながら彼らの下足番を務める麻生首相とは程度が違うのだ。この話題についてTBS「朝ズバ」のみのもんたは何と言ったか。「民主党はなぜ今頃になって地方分権を言うのか、知事会は何年も前からそれを主張していた」である。慌てて「いや、与野党ともにですけどね」と最後につけ加えたが、この手の話題に免疫の無い方にとっては民主党のマイナーイメージに映っただろう。「東京12区での青木愛氏擁立は選挙後の連携を見据えた公明党への配慮か」との策動記事を書いたのも引用記事と同じ産経新聞だったが、単細胞ウヨはこれだから扱いに困る。


そして今朝はもう一つ、≪渡辺元行革大臣が新党結成≫ とのニュースが入っている。植草一秀氏が以前から指摘して来た通り、官僚OBと自民離党組をメインとする顔ぶれだ。新党結成は渡辺氏の自民離党騒動の頃から談合マスコミにより意図的に垂れ流されていた話だが、この程度のメンバーで新党結成出来るなら何故に今になってのことなのか。『天下り禁止や行政の無駄遣い撲滅などの「霞が関改革断行」がマニフェスト(政権公約)の柱』なら、何故に民主党に合流出来ないのか。正にこれこそ植草秀一氏が指摘された「偽装新党CHANGE」の正体であり、真の目的は民主党票の分散だ。「民主党圧倒的優勢」という談合マスコミの策動(投票率低下)ともリンクしており、民主党または民主・社民・国民新党による連立過半数だけは何としても阻止しようという卑劣な作戦だ。渡辺氏の新党が「自民でも民主でもない勢力」というならその根拠となる明確な裏づけを有権者に示すべきであり、それが出来ないのならやはり「偽装新党CHANGE」以外の何ものでもない。この種の動きは今後も増えるだろう。憲法を変えず集団的自衛権を拡大解釈しようという麻生内閣のへタレぶりを喜んでいる単細胞は別として、良識ある有権者はもうこれ以上、「国民を守る」をダシに利権を貪ろうという自公政権に騙されてはならない。政権交代を前に官僚の駆け込み天下りが大流行 だが、駆け込み政策?で国民が守れるなら苦労はない。 [pr]光回線からYahoo!BBへ切り替え急増中!