伊藤さんの爪の垢を飲ませるのも「モッタイナイ!」太田農相と官房長官 | 日本の片隅で「バカ!」と叫ぶ

伊藤さんの爪の垢を飲ませるのも「モッタイナイ!」太田農相と官房長官

昨夜、ドバイ経由で祖国に帰って来られた伊藤和也さんのご遺体は日本での司法解剖を終え、本日早朝にご自宅への帰路に着くという。アフガンに続き2度目になる日本での司法解剖は、伊藤さんにとっても遺族にとってもさぞや胸の締め付けられる出来事だったと思う。今朝の読売オンラインには「死を無駄にしないため責任を持って事業を続ける」 と亡き恩人である伊藤さんへ誓うアフガニスタンの同僚の記事があるが、新聞紙面の同記事の隣には同様に「和也の死を無駄にしないためにも事業継続を・・・本望だったと思う」と語るご両親の言葉が掲載されている。正にこのご両親あっての和也さんだったと、我が身と照らし合わせるのも恥ずかしいほどに頭が下がる思いだ。日本にいれば何不自由なく生活し人生を謳歌出来ただろうに・・・・・・・。いや、ご両親がおっしゃられるように、彼は人生を謳歌出来たのだ。そう思って彼を見送ることが供養になると信じ、ただひたすらに冥福を祈る。




ところが、そんな伊藤さん親子の爪を煎じて飲ませるのも「モッタイナイ!」のが我が国の政治屋ども。どこからかき集めて来たか、会見で領収書をヒラヒラさせながら「適正だ!」と開き直る太田農水相。何も疚しいところが無いのなら、約1000万円にも及ぶ人件費の詳細を明らかにしてからモノを言え。また、祖父が創設した不動産会社「九州勧業」(同市博多区)に事務所を置き計3647万円の家賃を支払っていた 点についても「適正だ!」と開き直っているが、適正か否かを泥棒自身で決められるなら警察は要らぬ。15年の衆院選で落選後、農水相就任直前まで同社の顧問を務めていた経緯と照らし合わせ、これを「適正」と納得するバカがどこにいるか? 




ところがいるんだなぁ、「人的不良債権の見本市」と呼ばれる政府自民党には・・・・・・・。「国民の納得、得られると思う」 と言うのはまたもや、次の選挙で「落選候補第一号」との呼び声が高い町村官僚長官。この方のいう国民とは官僚クラスのことを言うのだろうが、「・・・・・かなり詳しい細かい10円、1円にいたるものについても説明ができるものと、こう思っております」と胸を張るなら、郵送物の発送作業などをした学生や主婦ら計約150人のアルバイト代とされる約1000万円にも及ぶ人件費の明細が何故に出せないのか。「どうやって150人ものアルバイトが作業したのか。私は、いつもこの道を通って出入りするので、そんな大勢のアルバイトがこの道を行き来したら、出会わないはずがないが、家族以外は見たことがない。つまり150人のアルバイトは存在したとしても、彼らが秘書宅で作業した事実はないと断言できる。」 と語る、「太田誠一代議士を育てる会」事務所の隣に住む池田信夫氏のブログを読んだら如何か、町村官僚長官は・・・・・・・。それにしても驚くのは「プライバシー侵害」がどうしたこうしたとの懸念もあるストリートビュー。確かに政治屋にとって脅威であることは間違いないようだ(爆笑)