日中首脳会談最終日 総額約100兆円の無償支援で合意文書に調印 | 日本の片隅で「バカ!」と叫ぶ

日中首脳会談最終日 総額約100兆円の無償支援で合意文書に調印


北京五輪を前に中国元首としては98年以来の来日となった胡主席と福田総理との会談最終日、副田総理は、「北京五輪の円滑な運営に向けて全面的支援を表明すると共に、日中友好の発展的な関係構築の為、向こう10年間にわたって日本円にして総額約100兆円の無償支援を行うことで合意、調印した。」と、胡主席との共同会見の席上で述べた。本年度に先ず約15兆7500億円、来年度以降の9年間は毎年約9兆8000億円を拠出するという。


膨大な財政赤字と社会福祉の恒久的安定を口実に益々国民への負担が強いられる中、議会の承認も得ないまま膨大な拠出を約束してしまったことへの批判は避けられそうに無い。しかし、民主党には既に本気で政権奪取するつもりが無いことなどから、官邸内には「どんな無謀なことをやっても解散総選挙には結びつかないだろう」との確信があったと見られる。「名目上は“北京五輪支援と日中友好”となっているが、事実上は“例の事件”を巡る賠償のつもりだろう」とは、ある外務省関係者の話。胡主席来日の2週間前、「媚中派のカリスマ」と呼ばれる自滅党二怪政調会長が訪中したのは、「土下座とも言えるこの合意内容をつめる意味があった」(先出の外務省関係者)ようだ。


“例の事件”とは、昨年末から今年2月上旬にかけて日本全国を震撼させ、早くも事件の迷宮入りが囁かれている“毒入り餃子事件”である。混入されていた農薬が日本では販売されていないこと等から製造段階での混入が濃厚とされたが、中国側による工場への立ち入り検査では該当する農薬成分は検出されなかった。その後、「パッケージの一部に3mm程度の穴が開いていた」という報告もあったが、結局は今尚、事件の核心に辿り着くまでには至っていない。同工場は度重なる労働争議で地元の評判も極めて悪く、元従業員からは「利益偏重」との批判が相次いでいたが、恨みを抱きながら既に退職した従業員も膨大な数にのぼることから犯人の特定は難しく、中国国内には「中国を陥れるために日本が仕組んだデッチアゲだ!」という反日感情が増える傾向にあった。


そんな中での胡主席の来日・・・・・。東シナ海ガス田の共同開発を巡る話し合いが難航していることや「日本人より中国人が好き!」という副田総理の趣味もあり、『「悪いのは全部日本です!」「毒入り餃子は気のせいでした、中国の皆様ごめんなさい!」と、またもや金で決着した方が賢明と踏んだのではないか』と見る関係者も少なくない。当、黄泉売新聞が極秘に入手した資料に寄れば、この無償支援の具体的投資先としては問題の「天洋食品工場」の名前が筆頭にあり、「中国はこれを隠れ蓑に更なる軍拡で極東及び世界に脅威を与えることになるだろう」と、深刻な懸念を示している米国軍事関係者もいる。「天洋食品工場」は中国国営企業で、“毒入り餃子事件”以降、工場内部では食品製造用ラインを軍需製品用製造ラインへ改造しているともいわれている。


「何故に多くの日本人被害者を出した天洋食品工場へ支援するのか?」との質問に対し副田総理は、「中国産食品なくして日本の食糧事情は成り立たない。“天洋食品”が清潔で安全な工場に生まれ変わることは即ち日本の生活者のためなんじゃないでしょうかね・・・ふふふ」と、あくまで「生活者重視」ゆえの英断であったことを自画自賛した。「また、膨大な無償支援の財源はどうするのか?」について訊ねると、「結局は生活者の利益になることなのですからねえ、消費税で賄うのが当然という考え方が尋常なところではないんでしょうかねえ・・・ふふふ」と、大幅な消費税アップ導入が濃厚であることをにじませた。


【政治部 新玉下駄代】


黄泉売新聞 2008年04月20日 hxxp://www.yomiuli.com/honkini-surunayo/news/20080420it01.htm


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