アンダースが組織から受けた扱いは・・・


テレビで、会衆内の性的虐待が放映されて以来、アンダースと
その他の被害者の姉妹たちは会衆内でのけ者になってしまいました






2ヶ月後、番組は再放送されました。
再放送された2日後、会衆の長老がアンダースの職場を訪れ、
アンダースに告げました。

「あなたは断絶した者となりました」



ここで排斥と断絶に違いについて整理しましょう

排斥処分については、事前に必ず審理委員会が設けられます。
そこで、嫌疑をかけられた人は、自分の立場を弁明する機会が
与えられ、審理委員会の採決に関しては、7日以内に不服を申し立てる
ことができます。

断絶に関しては、これらの手続きはすべてとられることなく、兄弟(姉妹)
は組織を追放されます。


信者が「断絶」した、とみなされる例

★ 輸血をして、それを悔い改めない。

★ 軍隊に入隊した

★ 他の宗教に入信した

このような場合は、排斥ではなく、断絶となります。




テレビ局とアンダースは、スウェーデン支部に、アンダースが「断絶」を
組織から言い渡された理由を尋ねました。


支部のベンタンソンは、
「アンダースが断絶(破門)になったのは、テレビ出演とは
関係がない、と語りました。
また、断絶(破門)の理由については、本人に対しても明かすことが
できず、「秘密である」とかたりました。




サイレントラムズの記事には次の聖句が掲げられました。


エゼキエル34章4節(口語訳)

あなたがたは弱った者を強くせず、病んでいる者をいやさず、傷ついた者をつつまず、迷い出た者を引き返らせず、うせた者を尋ねず、彼らを手荒く、きびしく治めている。



サイレントラムズは、2003年に、ものみの塔の組織に
新たな掟が加わった、と論評しました。