今回も、私の大好きな音色を、
聞かせていただきました。
稲本耕一さんに捧げる、
お筝の演奏で始まったコンサート
稲本さんは、喉頭ガンで、
気道を断たれたそうです。
それでも口と胃を繋ぐ
「食道発音」で、
(げっぷの要領)で、音を出し
息つぎが多く
音も途絶えがちだったようですが、
「私の人生の詰まった音楽で、
希望、勇気、夢を提供したい」
と、最後まで楽器に向き合われたそうです。
人それぞれに、
困難がやってきます。
自分の許容量を超えた
困難に
「なんで私ばっかり」
泣いてどうにかなる訳でも
無いのに勝手に
涙が出てしまうような日々
辛くても弱みを見せられず
自分が一人ぼっちのように感じた
苦しかった経験
私は大変な時に
自分に必要な事や人に出会いました。
振り返るとそうでした。
いろんな事のおかげで
お筝の音が心に届くんですね。
コンサートの終わりは
井上陽水さんの
『少年時代』を
お筝の生演奏で皆さんと合唱しました。
♫夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された
私の心は夏模様～♫
涙がこみあげました。
まだ困難はあるよね～
完璧主義だった私は
弱みを見せるのがヘタくそでした。
今、大変な方
人に甘えてみませんか。
100点の自分なんて
いるわけないですよ。
チャンスだと思ってみませんか。
本当の大切に出会い
ますます輝かれます様に。