「夫に言われて傷ついた一言は?」
という妻へのアンケートで、
第9位に「で、結論はなに?」
という一言がランクインしていました。
その記事によると、
「男性は報告や結論を求めて話をするが、
女性は過程に重点を置くので結論はなくてもよいことが多い」
ことが原因とあります。
また、ある例えとして妻が子育てを
めぐって夫の母親から、
「もっと勉強させなさい」とか
「あまりお菓子ばかり食べさせないように」
などとあれこれ注文をつけられたとしたら、
それが仮に正しいことであっても、妻は
「そんなことは言われなくてもわかっている!」
「分かっていてもうまくいかないのが子育てなのよ!」
と腹立たしさを感じるかもしれません。
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そうして妻はそうしたうっぷんを仕事から
帰宅した夫にぶつけます。
「今日、お義母さんから電話があったのよ」
「子どものことでいろいろ説教されちゃたわ」
「そんなこと言われなくてもわかってるんだけど」等々、
妻の話は延々と続きます。
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話を聞いていた夫は終わりの見えない
妻の話にしびれを切らし、内容がひと段落
した頃を見計らって
「で、結論はなに?」
の一言を発します。
話している妻にしてみれば、
聞き手に伝えたい結論めいたものが
あるわけではなく、
夫に自分の
「やるせない気持ちをわかって欲しい」
「共感して欲しい」
という一心で話をしています。
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他方、夫はいつまでたっても妻の言いたい
ことがよく見えてこないので
「早く結論を話してくれよ…」
ということになります。
◆妻との会話に失敗しないために・・・
会話には
「答えを求めているのか?」
または、
「聴いて欲しい、共感して欲しいのか?」
の2パターンあります。
共感を求めているのに結論を急いだり、
「それは、〇〇すればよいだろう」
と結論だけ答えるのはトラブルや不満の原因となります。
また、
聞き手にしてみれば結論が知りたいばかりに、
途中のプロセスはどうでもいいとばかりに
他のことを考えながらいい加減にうなずいていると、
「あなた、聞いてないでしょ!」
「今、私が何て言ったのか言ってみて!」
と質問され、険悪なムードになってしまいます。
話し手としてはプロセスこそ注意深く
聞いてもらい感情移入して欲しいのです。
妻の話が長くなりそうな場合、
結論を求めているのか?
共感して欲しいのか?
を察知する、
または事前に「どっち?」とさりげなく聞いておく(聞ける状況であれば…)
と余計な摩擦を防ぐことができそうです。
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