一夜干し | カツのひとりごと

一夜干し


くるくる回るイカの姿と、


イカ焼き100円の看板に目が留まり車を止めました。


「安いですね、イカ下さい。」


「たれつけますが良いですか?」


取り出した串刺しのイカに再び目が止まりました。


身が数個刺してある串を焼き始めるおばちゃん。


香ばしいにおいを嗅ぎながら、小さな串を見つめ


「ちなみに回っているイカは御幾ら」


「三杯、千円です」


「こっちが百円で、あっちが三百円、随分違いますね」


「手間かかってるからね、美味しいよ」


あれを焼いてくれるのかと思ってました・・・。