代筆屋に依頼の多い復縁の手紙。 | 『プロの代筆屋が暴露する心を動かす手紙やメールの書き方』「あなた」は「誰に」向けて「何を」書くべきか

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「別れたあの人とよりを戻したい・・・」

復縁したいという依頼は、代筆屋の手紙の中でも最も多い案件です。



覚えておいてほしいのは、

男性の多くは「復縁したい」と思っていることです。

もちろん、別れた理由があまりにも酷い場合など、

例外はあります。



で、復縁するために必要なことは何かわかりますか?

相手を思い遣ることです。

「んなこたぁ、わかってるよ!」

ほんとに?



つまり、何をしてはいけないかもわかっています?

「自分の想いを伝えること」


え!??

もう一度書きますね。

復縁の手紙においては、

自分の想いを伝えてはいけない。



自分の想いを書き殴れば、

復縁できる確率はほとんどなくなる、ということです。



どういう意味か?

円満離婚なんて言葉を信じてはいけません。

表面上はそうかもしれない。

でも、上手くいかなかったら、離婚しているのであって、

円満に離婚するなんてことは、事実上ありえないんです。



円満の意味は、

調和がとれて穏やかなこと。



だったら、離婚しないでしょ。



つまり、もめたから分かれたんです。

大なり小なり、喧嘩したから離婚するんです。



「バカ!サイテー!消えて!あんたなんか〇んじゃえ!」

憎しみのすべてをぶつけ、言ってはいけない一言も二言も、

三言まで言い争った、いわば敵同士。



その敵であるあなたの想いが込められた復縁の手紙なんて、

当然、相手の怒りを買うだけです。



相手を思い遣る文章を書く。

その心は、

いま相手が置かれている感情や立場を考慮した文章を書く。ってこと。



「経済的に苦しいから・・・」

「男手がないと困る・・・」

「寂しいから・・・」

あなたの想いなんて、相手にとっては迷惑でしかない。



あなたが相手の立場になって考えてみてください。

どんな言葉が欲しいですか?



過ちへの謝罪の言葉、

それを改善する言葉、

過去の自分を認めてくれる言葉、

今の自分のことを考えてくれる言葉、

楽しい嬉しい将来が見えるような言葉、



失われた過去を修復することは、

いまを生きる人間には不可能なんだ。


それを創った神さまにしかできないこと。



でも、新しい未来を築くことはできる。

復縁に必要なのはあなたの想いじゃない。

相手と向き合う厳しさと、

相手を思い遣る優しさなんだ。





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