長期国債の買い切り、あるいは引き受けはご免こうむりたいというセントラルバンカーとしての宗教 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

長期国債の買い切り、あるいは引き受けはご免こうむりたいというセントラルバンカーとしての宗教

秘書です。


日銀史観と国債買い切りあるいは引き受けをごめんこうむりたいというのは、「中央銀行としての宗教」なんだそうですね。

どうりで、議論がかみあわないと思いました。



日本銀行政策委員会・金融政策決定会合議事録・84~85ページ
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/record_2001/gjrk010228a.pdf




速水議長:

・・・長期国債の買い入れについては、学者の方などもよく言われるが、戦前の高橋是清の時代にこれをして、それがそのまま戦争になり、大量に国債を出して戦後の終戦処理に出して大変なインフレになった。・・・だいぶ脱線したが、長期国債の買い切り、あるいは引き受けはご免こうむりたいというセントラルバンカーとしての宗教を言わせて頂いた



「戦前の高橋是清の時代にこれをして、それがそのまま戦争になり、大量に国債を出して戦後の終戦処理に出して大変なインフレになった」

→2.26事件で暗殺された高橋是清さんに、戦後のインフレの責任を押し付ける=セントラルバンカーとしての宗教!

→2.26事件も馬場財政も免責する=セントラルバンカーとしての宗教!

→「宗教」では、議論になりませんね。

→殉教者は国民で。