菅首相が権力への未練を断ち切れないなら(中川秀直) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

菅首相が権力への未練を断ち切れないなら(中川秀直)


5月25日、パリにおけるOECD50周年記念行事におけるスピーチの中で、菅首相は以下のように語った。

「日本には、昔から「足るを知る」(知足)という言葉があります。この言葉が教えているのは、自らの欲望をどこまでも増大させるのではなく、適切な欲望の水準を知ることの大切さです。」

菅首相は、率先垂範し、政権延命の我執を捨て「足るを知る」姿を自ら示すべきである。

菅首相が権力への未練を断ち切れないなら、同志たる民主党が武士の情けで介錯をしてはどうか。

菅首相が権力への未練を断ち切れず、さらに、民主党が介錯することすらためらうならば、いよいよ衆参両院で決着をつけなければならない。
(5月26日記)中川秀直