潜在成長率を過小評価し早期に金融・財政引き締めに戻ることは自己達成しつつある予言の可能性 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

潜在成長率を過小評価し早期に金融・財政引き締めに戻ることは自己達成しつつある予言の可能性

秘書です。
2011年 04月 14日 09:26 ロイター「日本は早期の金融引き締めを実施すべきでない=英中銀金融政策委員」より。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20607620110414?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29

[ニューヨーク 13日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のポーゼン金融政策委員は、日本について、震災により悪化した過去数年のデフレからの脱却を目指すにあたり、歳出削減や早期の金融引き締めを実施すべきでない、との見解を示しました

・ポーゼン金融政策委員は「潜在成長率を過小評価し、早期に金融および財政引き締めに戻ることは、自己達成しつつある予言となる可能性がある」と語りました。

・一方、日本の債務がほぼ国内で保有されていることを踏まえると、債務負担に対する評価は誇張されている、との考えを示しました。  

・日本の震災復興支援コストは今後3─5年の間、対国内総生産(GDP)比約10%になる、との見方を示しました。

・「日本は長く続くデフレに苦しんでおり、それが経済への打撃となっている。ただ、これは今後数年間で克服できる」とし「2002─2008年の長い回復期間後に、最終的にインフレが危機前にゼロを上回ったように、現在の回復は日本に物価安定をもたらす」との考えを示した。

→ポーゼン金融政策委員の御意見もっともな感じがしますが、日本では少数派の意見ですね。是非、公開討論会をしていただきたいですね。日英の中央銀行主催で。