首相主導の歴史的な外交の失敗を隠ぺいし、官僚主導のふりをしている（中川語録）

今日の日経新聞に坂本英二・編集委員が「外交の『危機管理』見えず」「本当の責任者は誰か」の中で以下のように書いている。

「事件の経過は、経済的にも軍事的にも台頭する隣国とどう向き合うのかという戦略の欠如を痛感させた。」

「民主党政権が自ら亀裂を入れた日米同盟の重要性を再認識する効果はあった。一貫した外交戦略がないことで、失う国益があまりに大きいことも認識すべきだろう。」

民主党政権が外交を学習する費用は、国家国民にあまりに高くついた。

その民主党政権の歴史的なミスの責任を官僚に押し付けようとしている。これだけの重大な歴史的判断の責任を官僚に押し付けるとは何事か。

首相主導の歴史的な外交の失敗を隠ぺいし、官僚主導のふりをしている。責任から逃げるなと言いたい。

内閣支持率６０％のバブルが崩壊するのは必至である。

（９月２５日記）中川秀直