菅エコノミクス:「乗数効果11」の実例を提示してください | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

菅エコノミクス:「乗数効果11」の実例を提示してください

秘書です。
菅財務相の「乗数効果11」の第3の道論(下記記事参照)のイデオローグが「知恵袋」の小野教授だったんですね。

【菅vs竹中論争】(2)菅氏「小泉・竹中路線は失敗」 (4/4ページ)
2009.12.16 17:25


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091216/plc0912161728015-n4.htm

そこで第三の道ということで今、この間の経済政策とか雇用政策で常に打ち出しているのは、雇用が新しい需要を生む。例えば介護などは雇用が増えることでイコール、サービスを増やすことになる。あるいは同じ費用でも1兆円で1兆円しか効果がないというのが今の経済財政の官僚のみなさんの計算なんですが、おかしいではないかと。1兆円でやっぱり11兆円ぐらい生み出すような知恵があるはずだ。それから規制について、抑圧されたと言われましたけど、私の言い方で言えば、社会ルールを変えることによって、規制を弱くする場合もあるし、強くする場合もありますが、それによって新しい需要なり、そういうものが特に環境分野で生まれてくる。

では、「乗数効果11」の具体策を出していただきたいですね。

たぶん、これまでのネット上の論争をみていると、小野教授はその役割は担っていないようですね。
(例えば↓)
http://cruel.org/econ/ono3.html

それから、国会論戦での菅財務相発言によると、これは内閣府の官庁エコノミストの役割のようですね。

どうか「乗数効果11」の具体策を出してください。「乗数効果11」を実証分析してください。

実証分析で実例を示せなければ、「菅エコノミクス」は破綻します。

破綻した理論で経済財政政策をやれば、日本が破綻します。