KissKissKiss
 
まさ樹の演奏に堂々と歌声を重ねていたのは、
坊主頭の幼い少年、、
しかしその姿
、目もと口元
まぎれもなくまさ樹に酷似していた
特徴という特徴が全て激似であった
そう激似であった
まさ樹は混乱した
時が止まったかのごとくまさ樹はKissKissKissと歌い続けるわが身にそっくりな少年に釘付けになった
お、おい君、君は一体、誰なんだ!なぜ、この歌、ロスを知っている、歌えるんだ!君は一体、、?
 
混乱するまさ樹に少年は冷静に口を開いた
それはまさ樹の脳をかき乱すほどに鮮烈な言葉だった
 
僕は、あなたの息子です、、
えっ!!!
 
息子!!!
 
な、名前は!!?
 
けん樹です
けん樹!!!!!?
 
 
 
 
つづく
 
              しようこ