PET-CT検査(治療前) | 0.1%以下の希少がん ~妻の気管癌(腺様嚢胞癌)についての備忘録~

0.1%以下の希少がん ~妻の気管癌(腺様嚢胞癌)についての備忘録~

2016年4月15日。妻が36歳で腺様嚢胞癌と告知されました。
このブログはそんな病気とどう向き合って生きていくかを
綴っていきます。
希少がんということで同じ境遇の方々のご参考になれば幸いです。

2016年5月18日(水)
 
今日はPET-CT検査の日。
 
13:30からなので、朝6時以降は食事禁止。。
 
病院内にはドトールがあってこの誘惑はヤバい。
 
検査が終わるまでお預けだね。(というかいつもドトール行ってないけど・・)
 
さて、早速PET-CT検査ですが、
待ちの時間で暇なので、PET検査について以下に内容を書こうと思います。
(病院内のパンフレットから抜粋)
 
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■概要
PETとは、「Positron Emission Tomography」
(陽電子放出断層撮影)の略で、
従来のCTやMRIなどの形をみる検査とは異なり、
細胞の活動状態を画像でみることができます。
 
■仕組みについて
通常、細胞はエネルギー源として「ブドウ糖」を必要としています。
しかし、ガン細胞は正常な細胞に比べ約3~8倍のブドウ糖を必要とします。
(悪性腫瘍は正常な細胞よりも増殖が盛んにおこなわれるため)
 
この性質を利用してPET検査は、ブドウ糖に微量の放射線を放出する成分を含んだ薬剤を投与し、PETカメラという装置を用いて全身を撮影します。
 
投与した薬剤はガン細胞にたくさん集まるため、ガンの位置や大きさだけでなく活動の状態を診断することが可能になります。
 
■検査について
以下のフローで検査します。
 
薬剤を注射
  ↓
安静(薬剤が全身に行きわたるまで約1時間安静)
※スマホや読書もNG(体を動かすとそこに薬剤が集中してしまうため)
  ↓
PETカメラの下で約30分安静にして撮像
  ↓
検査終了
 
※検査結果は翌日以降に担当の医師から説明を受けます。
 
■検査費用
約3万円程度(病院によります)
 
■検査時間
約2時間程度(安静時間含む)
 
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という感じです。
 
治療前後でおこなったり、経過観察でおこなったりするみたいですね。
 
妻もそうですが、陽子線治療の前にと思って今日受けてます。
 
結果は来週の24日なので、またその時に更新します。