毎月何かしら舞台を観ているにも関わらず、
最近ご報告していなかったと思い、久々の観劇ブログです。
まずは劇団四季WICKED
初演から20年も経っていたんですね。
浜松町の秋劇場で上演とのことで、久々に行ってみたのですが
なにこれ
浜松町から劇場までの道のりにも超巨大ビルたくさんあるし、劇場の裏手から見える景色も近未来過ぎる〜
わたしが春劇場勤務していた20年以上前は、めちゃくちゃ素朴な景色だった上に、劇場も雨漏りするし、劇場と言い張る施設(失礼)だったのに!
立派な劇場に建て替えられてました。すてき。
良い。令和はいいですね。
少しでも劇団の皆さんの労働環境が良くなっていますように。
そしてコンプライアンスときちんと向き合える、
前向きな努力が報われる職場でありますように。
ライオンキング初演の頃も、楽屋から運河が見えていましたが、こんな近未来風景ではなかったよー(衝撃)
都会すぎる景色に、同行した友人(元四季)もぶったまげておりました。
そしてWICKED!
深いメッセージ性は20年以上前から色褪せることなく
今もままならない社会への疑問提起と、
純粋な愛に心打たれます。
同行した友人の娘さん(幼稚園生)が観劇後に
「このお話は、ハッピーエンドだったの?バッドエンドだったの?」
なんて質問してきたので、
ちゃんと子供にも伝わっていることを実感し
長く愛される作品の素晴らしさを再確認しました。
感性を育てるって大切ですね。
きっと、割り切れないことと対峙していくのが人生なんだよ。
普段から仲良くしていただいている、
樹里咲穂さんと木村花代さんが出演しているので
ぜひ長野公演も見に行きたいと思い、とても楽しみにして新幹線に乗って劇場へ向かいました。
ドラマで大人気だった作品で
大地真央さん、芸歴50周年とか意味不明なくらいキラキラ美しいし、樹里さんに木村さんも芸達者で明るく楽しい雰囲気も抜群だし、豪華客席での軽快な謎解きドラマをとっても楽しめました!
舞台の後は新そば。
お蕎麦が年々好きになっていくのはなぜでしょう…
今はおかわり1枚で済んでいますが
あと10年したらおかわり3枚くらい頼んでそうなほど、好き!
そして、お次は有楽町の東京国際フォーラムで行われた
朝夏まなとさんの芸歴21周年コンサート
たった1日のみ開催のコンサートだったのですが
会場ロビーにはスタンド花がたくさん!
この数年、
「おめでとう」な空間に身を置くことが少なかったので、お花を見ているだけで幸せ
1日しか開催しないなんて
嘘のようなセットに衣装、
朝夏さんは、この間シアタークリエでの衝撃の歌唱法を観てしまったので、今回はのびのびと美しく歌い上げる姿に安堵いたしました笑
今回、朝夏さんと実咲凜音さんのデュエットダンスを観て「現役時代よりもセクシーで良い‼︎」と心から思いましたことをここにご報告させていただきます。
宝塚在団中はお人形や妖精のような圧倒的な美しさなんですが、退団されてからだと人間味や現実感が増して、なんかドキドキしました。好き…
今後もぜひお願いします(切実です)
そして、
昨日は池袋にある東京建物ブリリアシアターへ
宝塚雪組さんの100周年記念コンサートへ。OGさんメインのコンサートなんですが望海風斗さん目当てに行ってまいりました。
ALLバージョンを観劇したのですが、
宝塚ファン30年以上やってるとほぼ皆様の現役時代を観てるんですよね(平みちさんだけ未観劇でした)
望海さん、明らかに現役時代よりも歌が上手になってるし、男役を演じられる喜びを内包した歌声が胸に響きました。そして、下級生らしい振る舞いも可愛かった…
杜けあきさんの「忠臣蔵」も言葉を、意味を、その生き方を大切に噛み締めるように歌われていたのが素晴らしかったです。
(皆さん良かったけど、もう長すぎて書ききれません)
おかげで、ほぼ全ての曲を懐かしさで切なくなるような感覚で聴くことができました。ありがたや。
いま自分自身が45歳になって思うのですが、
宝塚をずーっと観ていると、自分よりも年上のお姉さん達も一緒に歳を重ねていく姿をずっと追えるので
ああ、きっとこういうふうに大人になるんだ。
と人生の指針になることが、素晴らしく有難いな。と思っています。
これを読んでる皆さん、中年は楽しいよ?怖くないよ?