さて、そろそろ宣伝しときますー。

ジャンッ。

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これは、安土城郭資料館にある、安土城20分の1の模型です。
かなり迫力のある、それでいて細やかな部分まで作り込まれている模型でした。

で、いきなり余談ですが、いっつも模型の縮尺に出くわすと、あれれ?となります。
だって、20分の1と言われるとつい単純に20倍すれば安土城になるのかと思ってしまうんだけど、この模型を20個集めても、安土城の大きさになる訳じゃないですもんねぇ。
この場合なら、幅、奥行き、高さ、それぞれを20倍すればいいのだっけ?
そうすると 本当は8000個の模型があれば同じような大きさになると言う事なんです、よね?
とりあえず頭では何となく分かっているんだけども、それでも20分の1といわれると、元のお城を20ブロックに切り分けた大きさになるのかな?と思いそうになります。
なりません??

で、話を元に戻して、安土城といえばすでに存在しないお城。
とても意匠を凝らして作られていた事は間違いないにしても、それがどんなものだったのか、はっきりとした資料はありません。しかも、完成からたったの3年でなくなってしまったと言う短命なお城。それもなぜ焼け落ちたのかもはっきりと分からないと言う、謎に包まれまくっているお城なんですよね。

謎に包まれていると、色々な説が出てきます。
この、安土城郭資料館の模型は、その一つの説を忠実に再現したものなんですが、これがねー、私としては非常にROCK!な建物だなーと思ってしまったのです。
どういった説なのかは既にご存知の方はさておき、知らない方は是非ネットで調べたりせずにオンエアまでうずうずしておいて頂きたいところなんですが、それが信憑性があるにせよないにせよ、私としては「好き!」「あり!」と思えるものでした。
というか、信長に似合う!!と。

なーんて、私は織田信長と言う人についてごくごく一般的なイメージしか知らないのですが、今回取材する中で、こういう人であったら面白いなー、素敵だなーと思う、新たな信長像がムクムクと自分の中に出来てきました。それこそ一言で言うなら「ROCK!!」。
うつけ者の面をかぶった、優雅なROCK。

あくまで個人的な妄想ですけど、既存の何かを壊していく、乗り越えていくと言うことは、色々な場面で色々な人がする事だと思うのですが、そのやり方が信長はどこか優雅で、それでいてロックな感じがあったんではないかなぁ。
とにかく、そんな風に思えた事が、実はとっても面白い体験でした。

ある人物を追うように、色々な史跡や資料、誰かの意見に出会っていくと言うのは、見識だけでなく思い入れも深まっていきますし、なにより面白い!ワクワクします。
今回はそんな私の体験を皆さんにも疑似体験して頂くように見てもらえるといいかも!

きっと歴史が好きな人って、こういう興奮をたくさんなさってるんでしょうね。
正しく知識を理解するお勉強も大事なのだけど、自分の想いを軸に掘り下げていけると言うのが「好きこそものの上手なれ」と言う事なんでしょうねぇ。

そーんな訳でっ。
8月29日、是非ともご覧下さいませねー!!

生で見ないとおしよきよー♪(笑