湖水地方小旅行 | NAHOマガジン

湖水地方小旅行



イースターホリデーで、

湖水地方に小旅行に行ってきました。


湖水地方はイギリスの北部、

湖の点在する地域で、

世界的に有名な絵本

「ピーターラビット」シリーズの舞台でもあります。


わたし自身はそこまで

ピーターラビットのお話が好きというわけではありませんが、

自然が豊かで美しいところと聞いていたので、

一度訪れてみたかったのです。



車の運転が苦手な我が家では、

車で湖水地方まで移動という選択肢はなく、

電車に乗って行ってきました。

(車所有の駐在員家庭は車で湖水地方まで移動がデフォな気がします)


当初のプランは以下の通りでしたが、

乳幼児連れで電車の遅延もあったため、

全く予定通りこなせませんでした。

時間の余裕をもって組んだスケジュールなので、

電車で湖水地方へ旅行のかたの参考になれば幸いです。


当初のプラン

1日目

ロンドン(ユーストン)発→ウィンダミア(オクセンホルムにて乗り換え)着

昼食@ウィンダミア

バス移動(ウィンダミア発→ボウネス着)

フェリー移動(ボウネス発→レイクサイド着)

ハバースウェイト鉄道(レイクサイド発→ハバースウェイト着)

ハバースウェイト鉄道(ハバースウェイト発→レイクサイド着)

フェリー移動(レイクサイド発→ボウネス着)

夕食@ボウネスorウィンダミア

ウィンダミア泊


※ハバースウェイト鉄道という、

蒸気機関車の保存鉄道に乗るのを目的としていたため

乗ったらとんぼ返りの行程です。

クルーズ、機関車ともに最終の時間が早いため注意が必要です。

参考:ロンドンナビ



2日目

朝食@ウィンダミア

バス移動(ウィンダミア発→ボウネス着)

フェリー移動(ボウネス発→ヒルトップ着)

ヒルトップ観光

フェリー移動(ヒルトップ発→ボウネス着)

昼食@ボウネスorウィンダミア

ウィンダミア発(オクセンホルムにて乗り換え)→ロンドン(ユーストン)着


ヒルトップは、

ピーターラビットの作者

ビアトリクス・ポターの家があるところ。

2日目のメインはピーターラビットの故郷の観光の予定でした。


しかし、実際はウィンダミア、ボウネスだけで

終わってしまいました(笑)

それでもじゅうぶん楽しかったです。




朝、ロンドンユーストン駅を

ヴァージントレインにて出発!

(写真は帰り(2日目)に撮影したもの)

乗り物大好きなゆうくんはご機嫌でした。


しかし大きな理由もなく、

電車が乗換駅に遅延して到着したため、

1時間に一本しか運行していない電車を乗り過ごし

ぼんやり1時間待つ羽目に。

乗り換え駅のオクセンホルムは売店もあり、

トイレもきれいでしたがそれ以外はなんにもない駅です。


その後無事乗り換えし、

ウィンダミアに到着。

昼食を食べホテルにチェックインし、

ボウネスまでのんびり歩いていくことにしました。


バスも出いているのですが、

たくさんの観光客がボウネスへ向かって

徒歩で移動しています。




↑ボウネスまでの道すがらの写真。

ウインダミアからボウネスまでは

ゆっくりとした下り坂といった具合です。

3歳児連れの足でも、2、30分ほどで

ボウネスまで移動できます。





↑ボウネスのフェリー乗り場の近くにて撮影。

これは貸しボートです。


わたしたちはブルーラインという

ウインダミア湖の小島?をまわるクルーズ船に乗りました。

時間は45分。



↑ちょうど雲の切れ間からお日さまがのぞいて

素敵な景色を見ることができました。





湖の水が本当にきれい。

さざなみのひとつひとつがクリスタルガラスのように

キラキラと美しく輝きます。


湖の景色を堪能した後は、

ボウネスにて夕食を食べ、

バスにてウィンダミアへ向かいました。


バスは現金払い、

しかも運転手さんに行き先を言って運賃を払うシステムなので、

ちょっと時間がかかります。


しかもおつりが↓



↑まさかのスコットランド紙幣!

(この魚は、もしかして鯖?)

ロンドンで使えるとは思えなかったので、

現地にて使い切りました(ふつうに額面通り使えた)



2日目は、朝食提供時間が8時からと遅かったため

ウィンダミアにてゆっくり観光をしました。

思いがけず楽しい買い物だったので、

詳しく書いておきます。




↑まずはウィンダミアの駅のとなりにある

大きなスーパー「BOOTHS」

期待しないで入ってみたら、意外に良かったです。

食品、お菓子、洗面用具、液体ミルクなど

必要なものはほぼそろっていると思います。

ショッピングバッグもかわいかったので、

思わずお土産に買ってしまいました。

わたしはイラスト付きのものを買いましたが、

これ以外はすべて「BOOTHS」のロゴが入っただけの

シンプルなバッグでした(カラバリも豊富)


JULES DESTROOPERのお菓子。

これはベルギーのお菓子で湖水地方のものではないし、

OCADO(ネットスーパー)でも売っているのですが、

このチョコのクッキーは初めて見た!ということで買ってみました。

そして帰りの電車で食べました。おいしかったです。

もっと買っておけばよかった。

ということでおすすめ。


あと、チャリティーショップも良かったです。

チャリティーショップは、

平たく言えば寄付された商品を販売している、

リサイクルショップなのですが、

(たぶんイギリスならどこにでもある)

ウィンダミアのお店は手芸関係の商品が多かったです。

(たまたまそういうタイミングだったのかもしれないけれど)

手編みっぽいクロシェのテーブルクロスやコースター、

手作りっぽい刺繍の作品もちらほら。


↓あまりにかわいかったため、

用途が全く思いつかないにもかかわらず

買って帰ってしまいました。

クロスステッチのねこちゃん。かわいい(*^-^*)





それから写真はないですが、

ウィンダミアのアンティークショップも素敵でした。

子連れで入るのは難しい狭い店内でしたが

(ゆうくんは一瞬入ったが外でとわちゃんと待機)

老夫婦がのんびり経営しているのでは?という雰囲気で、

わたしも将来こういう感じでお店ができればな、

と思っちゃいました(笑)

ガラスのケーキスタンドやカッティングのきれいなグラス(セット)など、

ガラス製品が比較的多かったような気がします。

きちんとていれされているのか状態もかなり良かったです。

(なので不当に高くはないですがお安くはないです)

場所

Courtyard Cottage Antiques

40 Main Rd, Windermere, LA23 1DY



それから悩みに悩んで結局買わなかった、

バスケットのお店。

ギフトショップでバスケットがメインではないのですが、

かなりかわいいものがわりと良心的な値段で売られていました。

店先にもありましたが、じっくり選ぶなら2階へどうぞ。

湖水地方ならではのお土産ではないと思いますが、

ロンドンでもバスケットが売られているお店をあまり見ないので

おすすめです。

(わたしが知らないだけでロンドンでも手軽に入手できたらごめんなさい)

場所

The Corner Shop

Main Rd, Windermere, LA23 1PY