思い出の国内放送ベリ(1)北の大地① | なごやん

思い出の国内放送ベリ(1)北の大地①

 BCL国内編の第1回、北海道です。私がBCLにのめりこんでいた時代、北海道の中波局にはNHK北海道放送(HBC)、テレビ局を出発点にした札幌ラジオ放送(STV)がありましたが、HBCは次回に譲り今回はNHKとSTVです。


【北海道】


<NHK>

 前回書いたように、NHKは受信報告に対し共通の葉書を送ってくれました。受信証は発行していません。

NHK札幌放送局


 各地の放送を受信したものに対する返事でも返事は札幌から来ました。

北海道各地のNHK


 しかし、北見放送局では札幌からではなく北見から岡田茉莉子さんの絵葉書が送られてきました。

NHK北見放送局


<STV>

 STVのさっぽろラジオ放送は札幌テレビのラジオ部門として開局されました。今は札幌テレビが100%株を保有する「別会社」です。

「さっぽろラジオほうそう」と書かれたカード


 札幌の時計台は実際に行ってみると、正直、なんてことはないのですが、絵にすると立派なものです。

テレビとラジオが一緒になった受信証(ただし、データ記載なし)


 カードに書かれているTNX FR UR QSL は次の意味です。

 TNX:Thanx→Thanks

 FR:for

 UR:your

 QSL(Q符号):request of acknowleging a receipt,reception report,listening,etc.

 一般的には国際的に受信証等で使われる言葉です。


 私は「Thanks for your reception report.」、あるいは「Thanks for your listening.」と解釈しています。


 北海道は広いのであちこちに送信所があります。それらを聴き分けるのには根気がいりました。周波数と放送内容が決め手でした。


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