699)木曽のD51(その3) | 千葉の鉄道、そして Now & Then

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 すっかりあいだが空いてしまいましたが、書きかけ途中におわっていた 677) の続きのストーリーを再開します。

 昭和47年早春の中央西線にタイムスリップ。


720401 0818-4  865レ D51 192

 1972(S47).4.1 8:18頃 贄川~木曽平沢で

 865レ D51 192

720401 1058  869レ D51重連

 同日、同区間 10:58頃 869レ D51重連


720401 1123-4  1894レ
 11:23頃 1894レ

 ここは奈良井川の上流域。橋梁の下の川は北側(向う側)へ流れています。

 奈良井川は塩尻の西側で小曽部川と、南松本の西側で鎖川と、北松本~田沢間で梓川と合流し松本平を北上。さらに穂高川・高瀬川と明科付近で合流し犀川と名を変え、川中島の東側で千曲川へ注ぎ、飯山線にそって新潟県に流れます。新潟県にはいると信濃川と名を変え、新潟市で日本海へ注ぎます。

 中央西線は、この左方の木曽平沢、次の奈良井へと登り、鳥居峠をトンネルで越えると薮原。薮原からは木曽川に沿います。鳥居峠は日本海と太平洋との分水嶺。

 

 

 贄川から国道19号を歩き、撮影時に深い雪だまりにはまって長靴の中に雪が入ってぐちょぐちょ。冷たいまま木曽平沢、そして奈良井まで歩きました。奈良井から上り列車に乗って1駅で薮原で下車。

 薮原駅の中線には、D51牽引の下り貨物列車が停車していました。


720401 1338-1 6851レ   

 13:38頃、薮原の中線に停車していたD51 849牽引の6851レが発車してきて、鳥居峠へ向け力強く登ってゆきました。

720401 1338-6 6851レ D51 849

 6851レ

 このあと、藪原の起点方へ移動。宮ノ越との間にはトンネルや橋梁が連続し、そのさらに宮ノ越方まで向かいます。


720401 1508-3 2858レ D51 724+D51重連

 15:08頃 2858レ重連 D51 724+D51 ?

720401 1508-4 2858レ D51重連
 2858レ 煙がこちら側に流れてしまっていますが、これはこれでドラマチックな気がします。

 上りの名古屋行き旧客やDC急行「きそ」も行きましたが、旅客列車はもう無煙化が達成されていました。

 

 続きは後日。